この度は、東日本大震災による被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。
テレビの映像を見たとき、これが本当に日本で起こっていることなんだろうかと、最初は信じられない気持ちでいっぱいでした・・・
実は、私の伯母と従兄家族が宮城県に住んでおり、未だ連絡がつきません。
去年11月に仙台空港で久しぶりに再会したばかりで、その仙台空港も見るも無残な状況に言葉もありません。
平成17年に起きた阪神・淡路大震災・・・そして今回の東日本大震災・・・
つい先だっては、ニュージーランドでも多くの犠牲者を出しました。
スピリチュアルな仕事に携わる者にとって、これらはやはり意味があることと言わざるおえません。
日本は、戦後すばらしい成長を遂げてきました。
これまでを振り返ってみても、本当に便利で安心して暮らせる国になりました。
でも国の成長と共に心も成長してきたか・・・というと、残念ながらそう言えない現実があります。
あまりにも便利で安全な生活が当たり前になりすぎて、感謝する気持ちを忘れてしまっています。
こういった震災を通して、水のありがたさ、お米一粒のありがたさ、住む所があるありがたさ、家族のいるありがたさ、自分を心配してくれる人がいるありがたさ・・・数え切れないくらいのありがたいことを改めて思い知らされるわけです。
いったん足を止めて、軌道修正させられてるという感じが私はします。
今、日本の政治は混乱し、国民は将来に対して不安を感じています。
もっと政治家にしっかりして欲しい!もっと安心して暮らせるようにして欲しい!
きっと多くの人が、そう思っていると思います。
でも私は、こう思うんです。
政治家や国になんとかしてもらおうという依存的な考え方ではなく、自分たちがどうしたらこの国を支えていくことができるのか、自分たちができることは何なのか・・・という自立した考え方の人達が増えない限り、日本という国の未来は、本当の意味で明るい未来はないと思うんです。
今回の震災で、自分にできることは何なのか・・・おそらく皆さんのところへも節電のチェーンメールがきたと思います。
多くの人が、少しでも自分にできることで協力したいと思ったはずです。
でも本当は、こういった特別な時にだけでなく、普段から皆がそんな考え方ができていたとしたら・・・ということです。
私も、今回のことで気付かされたことがたくさんあります。
特別な時にだけではなく、いつもそんな気持ちでいられるようにいたいものです!
被災者の皆さんの、一日も早い復興を心から祈っています!