当ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
今回は、待ちに待ったペルー旅行の模様をお届けします。
え?2か月も前の記事をアップするなって?まぁまぁ。
書いておかないとますます記憶がなくなってしまいますので、今しばらくお付き合いくださいませ。ヨロヘコ。
出発まで まず、なぜマチュピチュに行ったのか?というところですが、コタツから出ることさえ困難なコッコですから、日本国から出るなんて、自ら志願するわけがありません。というわけで、いつも懇意にさせていただいているミケネコさんより、世界遺産 『マチュピチュ』 に一緒に行かないか?とお誘いがあり、それにおんぶにだっこで行くことにしました。
マチュピチュと聞いてもあまりピンと来ませんでしたが、海外旅行に疎い私でさえ知っている所なので、観光客にあふれかえった観光地に違いなく、人ごみ嫌い&世界遺産に興味がないので最初は断っていました。が、ひとつ興味を惹かれたことがありました。
それは・・・"マチュピチュまで歩いていく" というところでした。
一般的にマチュピチュへは、最寄のクスコまで飛行機で行き、電車とバスを乗り継いで行くのですが、マチュピチュまで続くインカ帝国時代の道を歩いていく「インカトレイル」というモノが存在するらしく、興味を持ちました。近頃は膝の調子もよくなってきているし、今年の目標である「槍ヶ岳」へのステップとしても、歩いてみよう、という気持ちになりました。
ミケネコさんは一人で行く予定だったためすでに手配がしてあったので、そこへ後追いで申し込んでもらうことにしました。インカトレイルへはポーター・ガイド・旅行者合わせて1日500人までと人数制限がされているため、まだ同じ日程で空きがあるかどうか、旅行代理店(とミケネコさんを通して)に確認をしてもらってい、運良くまだ空いているということだったので、さっそく申し込むことにしました。決めたら即行・・・
チャリ~ン・・・・♪♪(*´▽`*)ノ゛ (飛行機代と手付金)
(かかった費用のことは、また別で書きます(リンク予定))
今回お世話になった旅行代理店は、地球探検隊(株式会社エクスプローラ)といい、現地発着のインカトレイルの手配と、航空券の手配をお願いしました。インカトレイル自体は、G.Adventures というカナダの会社が主催しており、聖なる谷ツアーと4日間のインカトレイルがセットになった"Inca Discovery" というものです。その日程は、以下の通り。
1日目 リマのホテルに宿泊し、夜にミーティング
2日目 クスコへ移動し宿泊
3日目 聖なる谷ツアー
4~6日目 インカトレイル テント泊
7日目 マチュピチュ観光、クスコへ戻り宿泊
8日目 ツアー解散
ちなみに、ここでは「わかった風に」書いていますが、申し込んだ時点では、実に何も知りませんでした。 マチュピチュがペルーにあることさえも・・・(*゚ー゚)ゞハズカシ
4月26日(木) 出発前の様子はコチラ ↓
いざ、マチュピチュへ♪ 家から1時間少しかけて中部国際空港まで行き、そこから中部国際空港→成田空港→ヒューストン→リマという実に長いフライトでしたが、一人でなかったので、意外と気楽にすごすことができました。
ユナイテッド航空(ヒューストン-リマ便)の機内より
「行かずに死ねるか!世界9万5000km自転車ひとり旅」
石田ゆうすけ著
出発日前に、ちょっと不思議なテンションだったのか旅モノの本を買ってしまいました。今回訪れるペルーの都市クスコも登場するので、機内で楽しみに読み進めていたところ・・・
アラスカからスタートした自転車旅は、アメリカ大陸を南下し、ついに南米大陸へ、そしていよいよペルーに入り、さぞかし素晴らしい感想が書いてあるかと思っていました。
ところが、著者のマチュピチュに対する感想はこうです。
(前略)マチュピチュを見たとたん拍子抜けするのである。
「なんや、このちっちゃい廃墟は・・・・・?」
「テレビで見るように、遺跡は大迫力で眼前に現われ、 視界を覆いつくすのだろうと思い込んでいた。
しかし実際はアンデス山脈の大パノラマのほんの一部に 小さなシミが「ぽちっ」とついている程度なのだ。」
実際のところはそんなたいした遺跡ではない、という著者の感想により、ペルー上陸前に若干心が萎えてしまいました。本自体はとっても面白かったんですけどね。
しかし、今回の一番の楽しみはマチュピチュまでに至るインカ道を3泊4日で歩くトレイルで、ウルバンバ川沿いにアンデス山脈を眺めながら歩くのは、きっと楽しいに違いない、そう思い直しながら、横にいるミケネコさんの顔を見て・・・
(今の本のことはナイショにしておこう・・・。)
22:45 リマのホルヘ・チャベス国際空港着。
中部国際空港セントレアを出発したのが、朝8:20で、現地リマに着いたのが夜22:45、時差が14時間だから出発から28時間余りもかけて、リマへ到着しました。
ここで一人100ドルずつ出し合って、現地通貨のヌエボ・ソルに換金しました。
円から直接換金することは難しいということであらかじめドルを用意していましたが、少なくとも空港内の換金所では円→ソルができるようです。
ミーティングポイントでは、名前を書いたボードを持った人が大勢いました。
ちょっとしたスター気分を味わえたので、記念に写真撮影。
すぐに今回の旅行会社『G.Adventures』 のカードをもった人に会えたけれど、あと2人を待っていたら、結局空港を出たのは12時半すぎになってしまいました。
その後、4人をのせてバスは、1件のホテルへ着いたが、私達のホテルでもないし、もう2人の泊まるホテルでもない。結局間違いだったらしいのだけれど、ドライバーさんは怒りもせず、ヤァヤァアハハ(´∀`)、と何事もなかったかのようにまた走り出したので、こっちも怒るような気分にもなりませんでした。なんだか南米だなァ。
空港から40分ほど海岸沿いを走ったところで、ホテルに到着、チェックインをしたら夜1時を回っていました。この日の、夕方7時頃にツアーのミーティングがあったはずですが、夜に到着した私たちは参加できなかったので何か情報がないかと思ったら、フロントの人が掲示板を指差してくれました。ここに、ツアーのメンバーと明日朝の出発時間が書いた紙が貼ってあったので、明日の出発時間をチェックして、部屋へ。
ベッドが二つ、クーラーはなく窓が開放されていた。
海が近いせいか、湿気を感じるけれど、ちょうどいい気温だった。
長距離フライトの汗を流し、夜2時40分就寝。
4月27日(金)
ホテルにて朝6時に起き、朝食のため下の階へ降りていくと、ひとりの日本人女性が立っていました。昨夜、ホテルの掲示板に貼ってあったツアー名簿を見たときに、日本人の名前が我々の他に1人あったので、その人だろうな、と思いました。
ひょろっとした、一見たよりなさげな女性に見えましたが、この印象は後で覆されることになります。彼女の名前はKeiko子さん。「一人でツアーに申し込んだので日本の方がいてすごくほっとした。運悪くLostBaggageしてしまった。」とのことで、持ち物は小さなバッグとトレイル用のリュックのみでした。
ホテルの朝食を3人で一緒にとり、色々話していると、Keikoさんは海外旅行に一人で来るのは初めてだけれど、複数でなら海外トレッキングも何度も行っているし、日本での登山はテント泊もやるよと笑顔で話してくれました。うん、なんともうらやましいお話ですヾ( ´ー`)
ツアーのバスとがホテルに迎えに来たので、乗り込み空港へ向かいます。私達3人の他に、同じパーティの4人と交流しました。 現時点で、 合流したメンバーは、カナダの女性SueとAndrea、同じくカナダから来た夫婦のShellyとJeremy。ちなみにJeremyのことを、"Germany"と聞き間違えて、ドイツ人かと勘違いしていました! ゴメンヨ(^^ゞ クスコで合流するメンバーもいるようです。 昨夜と同じ道を空港へ走っていきます。40分強で着いたでしょうか。 ここで、リマへの飛行機に乗るため、手荷物以外は預けます。航空券は手配済みで、どのカウンターに並んだらいいかなどは、すべてガイドが教えてくれます。ガイドがいるというのは心強い限りです。
Lost BaggageしてしまったKeikoさんは預ける荷物がないため、周りの人がちらちらと気にしています。そこで、Lost Baggageしたと言うと、皆小さな荷物しか持っていないことに合点がいったようで、『バックパック1つでインカトレイルに行くなんて、旅の達人だね!』と大笑いしながら心配してくれました。Keikoさんもとってもコミュニケーションのとり方がうまくて、笑顔に周りの人が引き込まれていきます。私もあんな風になりたいな、と思う瞬間が旅の中で何度もありました。
チェックインを済ませ、リマからクスコへの飛行機を待っているがなかなか飛びません。
クスコへは有視界飛行のため、フライトのキャンセルや遅れがしばしばあるそうです。
飛行機へは空港内バスで移動。
リマからクスコへの飛行機。タラップから乗り込む。
10:25発の飛行機が遅れて11:05 Take Off!!
1時間ほどの国内線でしたが、軽食が出てきました。
なにかのクリームが挟まったパンが美味しかったです。しっとりとしていてとても機内食とは思えない美味しさでした。この日のホテルの朝食ででたパンもそうですが、ペルーはパンのクオリティーが高い、とミケネコさんが絶賛☆
着陸は旋回につぐ旋回で、山肌と飛行機の翼がスレスレ。クスコへのフライトが有視界飛行もうなずけます。
クスコの赤茶けた町並みが窓に見えてきて・・・ソフトランディング!
クスコの空港ではアンデス風な帽子を売る人がいます。
空港には今回のツアーリーダーが迎えに来ていました。
彼の名前はLewis、目がくりっとして笑うと白い歯がよく見えて、八重歯がトキントキンだけど、
どこかかわいらしい、ガイドです。
ツアーのバスで移動し、ホテルへ向かいます。
Prisma Hoteに到着。
G.Adventuresの御用達ホテルのようで、専用のカウンターも設けられていた。
私達のほかにも、G.Adventures主催のツアーを、日本人だけの貸切にした方々(地球探検隊がコーディネート)も見えていた。
ホテルにつくとすぐ出してくれたコカ茶。 カップにローリエの葉に似た1枚の葉っぱが入っています。コカはいわゆる「茶葉」のように丸まってはいません。味は・・・独特の匂いと味で、ミケネコさんによると「熊笹茶」だそうです。 コカ茶は高山病に効くらしいのですが、コカインの原料となるので、日本に持ち帰ると違法になるので注意!一部、南米の国では合法とされています。
さて、コカ茶を飲みながら、リーダーのLewisから簡単な説明があったあと、Lewis含めて皆でお昼ご飯を食べに街へ繰り出します。
街の中心部は、車道も歩道も石畳になっていて、表面のツルツルさ加減が歳月を感じさせる。 ちなみに、ここを走るバイクはほとんどがオフロード車。
Lewisが案内してくれたお店に到着。
ペルーのどこでも食べられる国民的料理、ロモ・サルタード。めちゃくちゃ美味しかった!!(*゜▽゜ノノ゛☆ 時差ボケと前日の寝不足と高山病で、食欲があまりなかったので一皿をミケネコさんとシェアしました。英語のメニューがさっぱり分からなかったので、適当に決めましたが、帰国してから調べてみると代表的な料理のようです。牛肉とタマネギ、トマトナガネギなどを炒めて、酢と醤油、塩、コショウで味付けしたもので、たいていはお米とフライドポテトが添えられているスタイルです。
あまりに美味しかったのでもう少し食べられそうでしたが、高地では消化の力が弱くなるため食事は控えたほうがいいそうで、これくらいがちょうとよかったと思います。
Lewisからは、高緯度では酸素薄いので、とにかくゆっくり動くこと、食べ過ぎないこと、アルコールは控えること、をあらかじめ注意されていましたので。
ご飯を食べた後は、自由行動だったのでKeikoさんとミケネコさんと3人で、街を探索することにしました。
まずは、中心部のアルマス広場を歩きます。
インカ帝国の首都だったクスコは、スペインに侵略された経緯があるためか、 どことなくヨーロッパのような雰囲気を感じます。
アルマス広場の中央にある戦士らしき人の像。
街を一望できるという、高台にある教会を目指して歩きます。
少し登るだけで息が切れるので、カメのようにノロノロと歩いていきます。
高度3399mはさすがに酸素が薄く、ほんのすぐそこまでい行くのにも一苦労です。 結局、教会まで行くのはあきらめましたが・・・
途中の高台から街全体を見渡せました!赤茶けた屋根が独特の景色を生んでいます。
Keikoさん(左)とミケネコさん(右)
街全体の景観を楽しんだあとは再び、中心部へと降りていきます
クスコの街には、インカ時代の石組みもとけこんでいます。
有名な「12角の石」。インカの石組みは「カミソリの刃1枚すら通さない」と いわれるほど精巧で、間近で見てもピッタリとくっついています。 12角にする必要性がないのに、12角になっているところに意図を感じます。
現在は博物館になっている建物の石組みですが、昔は宮殿が建っていたため、王の一族の12人を象徴しているとか、1年の各月を表しているとか諸説があるようです。
こちらは14角の石。
ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会。それにしても空が素晴らしい。
街をぶらぶらしたところで、夕方のブリーフィングがあるのでホテルに帰ることにします。
サングラスを持ってくるのを忘れてしまったので、途中で2人につきあってもらい買うことにしました。
無事買えてよかった~。ちゃんとUVカットです。 メガネっ子なので、普通のサングラスではなくクリップタイプを探していたので、 お店の人にどうやって伝えようか困りましたが、二人に助けてもらい無事買うことができました。 この後の聖なる谷でも、インカトレイルでも日差しがきつかったので、買ってよかったです。 クスコの街は、同業種の店が固まっているようです。 サングラスを買ったお店がある付近は、メガネ店ばかりの「メガネ通り」。 他には「家電通り」「トレッキング用品店通り」などなどありました。
ホテルのある通りは、「マットレス通り」。
ホテルについて、2階にテーブルがありそこでブリーフィングが行われました。
ここで、残りの7人が合流したため、自己紹介をしました。 最年少のLuis、スティーブジョブス似のドイツ人Cris、オーストラリアから来たJames、誰に対しても優しいカナダ人Bruce、マンチェスター大好きなイギリス人Nicolaで、新婚旅行で来ているカナダのElysiaとMatthewと、リマから来た7人で合計14人のパーティーです。構成は、 一人旅6人、二人旅4組。 ブリーフィングでは、 今後の日程の説明、寝袋などのレンタル受付と精算、誰が同じテントに入るかの調整、海外旅行保険の引き受け会社名の記入(Gのツアーでは保険加入が義務付けられている)、インカトレイルの装備についてのアドバイス、ポーター(荷運びの人)に預けられる荷物の重さ、などなど説明がありました。 レンタルできるものは、トレッキングポール、寝袋、寝袋の下にしくマットレスがありますが、ポールは持ってきていたため、寝袋をマットレスをレンタルしました。それぞれ10~15USDだったかと思います。こちらはキャッシュで精算しました。
ブリーフィングの最後に、ポーターに持ってもらう荷物を詰めるためのダッフルバッグが渡されました。 ポーターに持たせる荷物には重量制限があり、パーティー全体の荷物も運ぶため、 個人の荷物はダッフルバッグ1個のみ、6kgまでと決められています。 寝袋で2kg、マットレスで1kgあるため、他の装備は3kgしか持っていけないよとの説明に、 誰かが「ダッフルバッグの重さは?」と質問したところ、「これは軽いから大丈夫」とLewisは受け流しました。 あとで量ってみたら、バッグで0.5kgもあったけどねΣ(・ω・ノ)ノ!
まぁ、装備の取捨選択は、夕食後に考えることとします。
ホテル内のお店で夕ご飯。 ミケネコさんはチーズリゾットのみを注文。 私はチーズリゾットと、アボカドとトマトの盛り合わせを頼みました。 アボカド自体はとっても美味しいし、リゾットも美味しいけれど、 味が単調でちょっと飽きてしまった。
Keikoさんはアボカドの舟盛りとトマトスープ。 こちらのアボカドはとても大きい! 夕食後は、装備を厳選してダッフルバッグに詰め、3kg以内にしようと格闘するものの、なかなかおさまりません。
ホテルロビーに置かれたはかり。 なかなか3kg以内に収まらないので、頑張って持ってきた双眼鏡とか、 寒いからと家族が心配して持たせてくれた銀色のアルミシートはあきらめることにしました。 結局ダッフルバッグに詰めたものは、着替え(下着系を日数分、Tシャツ2枚、サポートタイツ1つ、 インナーソックス1つ、ソックス1つ)、ヘッドランプ、日焼け止め落としシート、タオル1枚、本1冊、といったところでした。 自分で持つデイパックに詰めたものは、デジカメとそのバッテリー、携帯とそのバッテリー、 カッパ、トレッキングポール、タオル1枚、日焼け止め、飴、としました。
ぬぉぉっぉ~3kgにおさまらない!! (出発日朝のヤラセ写真です) こんな感じでクスコの夜は更けていきました。次回に続く。 長文、散文、毎度失礼(*^ー^)ノ