23歳の若者が厄年と真っ向勝負(自転車で日本一周)する記録
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昨年秋に自転車での日本一周を終え、生還した後の出来事を綴っていきます。



祖父の一周忌には無事に出ることができました。

旅が終わってから顔が凛とした、などのお声がありましたが、親戚のおばさんに「中学生」に間違われるということもありました。


旅先でも深夜のファミレスで「高校生はちょっと・・・」と言われたりコンビニで「お酒はちょっと・・」と言われたり、改めて童顔なんだなーと思いました。


10月
旅が終わってからは、もちろん無職ですが忙しいひと月となりました。
まずは友人や親戚などとの祝賀会。
もちろん旅の話がメインですが、こちらは旅の間の時事が気になったりしました。
完全に浦島太郎状態なので。


18万円の自転車を購入。
これでもっと早く遠くまで行ける・・・!(懲りない)


そしてバスケの復帰。
最初の練習では得意のスリーポイントシュートが一本も入らず絶望。
クラブチームへの復帰はちょっと見送り。
でも無事に復帰。

月末には、旅で知り合った人と日帰りで新潟まで行ったり
旅で知り合った人に温泉旅行へ連れて行ってもらったり(旅で行かなかった伊豆へ!)
とても充実していました。


11月

就職活動をするということで、ハローワーク(通称ハロワ)へ。
若年者ということで新卒ハロワで面倒を見てもらえることに。
ただ年度末に近いのであまり良い求人はないとのこと。


とりあえず、気持ちだけ切らさないように週に一回ハロワへ。


大学のサークル活動に顔を出したりもしました。
でも相変わらず会話よりも黙々とバスケ。


12月
就活第一号はお祈りに始まる。
半年間、頭脳を使っていなかったので、入社試験はかなり出来が悪い・・・。
書類は問題なしなんだが。
とりあえず勉強を始める。

正月は祖母の家でワイワイと。


1月
就活二号は書類でお祈り。
空求人かな?書類返送の封筒の宛名が間違ってたし、ろくに書類を読んでなかったんだろう。
そういうところはこちらからお断りです。

そして次の企業に内定。
入社試験と数回の面接をなんとか通り、春から入社することになりました。


ハロワの担当の方は求人を提案してくれますが、やはり自分で探して選ぶべきです。
主体性は本当に大事。やりたいことは自分で選ぶ。
受かったところは初めて自分で決めて、結局最初に受かりました。
第一志望に受かるなんて大学時代には絶対にありえないと思っていたこと。


既卒で就職するのはそれほど難しいことではないなと思いました。
特に一番大事だなと思ったのが、仕事を辞める原因を自分の中に探すこと。
仕事がきついとか、上司が嫌だとか、そういう理由で仕事を早期に辞めてしまうと結局逃げているということになってしまいます。
もちろんそういう理由もあると思いますが、絶対に自分の中に辞める理由を探すこと。


自分の場合は、仕事が合わなかった。
一か所に留まって同じことをするのに耐えられなかった。
1年はけじめで勤務。成績も悪くなかったはず。



こうやって自分の中に理由があれば、じゃあ次は自分の足で駆け回る営業にしようとか、そういう志望の動機が自然に浮かんでくるんです。

そして旅の経験。
これは書類にかけます。
でもでも、ただ一周したというだけでは意味がありません。

過酷な旅をしていると、自分の中の余計なものがどんどん落ちていって(もちろん脂肪も)、自分がどんな人間なのかが、漠然とですけどわかります。
自分の体で旅をしたからこそ、得られるものです。
これは旅の思い出と同じくらいのお土産です。
自分探しの旅ってよく聞くけど、やってみてよくわかりました。


自分の中に残ったものこそが長所であり短所でもあり、自己アピールには事欠きません。
自信を持って人に向き合えるようになります。


就活を周りがやっているから~と主体性無く就活して、適当な企業に入って悩んでいる人は、辞める理由が見つかったらすぱっと辞めて、自分の身体で過酷なことをしてみてもいいかもしれません。
きっとやりたくないことを無理矢理やるよりは過酷じゃないはず。辞めるときは自分を褒めてあげましょう。


結局、厄年は最高の一年になりました。
これからの人生もこの一年のことは忘れないでしょう。
そして次の仕事は自分のやりたかったこと。10年以上は絶対に続けます。
しばらくは旅人ではなくビジネスマンとなります。


そしてまたいつの日か、旅人に戻れることを楽しみにして人生を歩んでいきたいと思います。

みんなも寝袋を持って冒険へGO!

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