私が小学校二年生の時に
私のお母さんは
乳がんで亡くなりました。
あの頃の私は
まだ幼くて人が死ぬっていうことの
全てをわかっていませんでした。
お母さんがガンになって入院しても
いつかは治って元気になるものだと
思っていましたし、
お母さんもそんな姿を私には見せたことは
一度もありませんでした。
亡くなる前の1週間くらいは
たくさんの管に繋がれて
意識もありませんでしたが、
私はそこから元気になると思っていました。
お母さんが亡くなって
お母さんの手に触れた時
すごく冷たかったのを鮮明に記憶しています。
あの時私は初めて
人って死んだら冷たくなるんだって
知りました。
お母さんが1番心配してたこと。
それは
私やお姉ちゃんに
自分の病気が遺伝しないでほしい
っていうことだったのに。
ごめんね、お母さん。
私もガンになっちゃったよ。
お母さんが亡くなってからの
落ち込んだお父さんを
私は1番近くで見てきた。
大切な人をなくすっていうことが
どれだけ悲しく寂しい
ものなのかわかってるからこそ
私の大切な恋人には
そんな思いをさせたくない。
だけど、そばにいてほしい。
どうしたらいいんだろうね。