リビアのカダフィ大佐が死亡したとの


報道がありましたが、真偽は不明とのこと。




どちらにしてもメディアの前に出て、


否定が出来なければ同じことですね。




チュニジアの暴動に端を発したリビアの内戦は


血で血を洗う熱い戦争となりました。




熱い戦争は多大な犠牲を払いますが、


決着は早くつきます。




戦後の冷戦のように、冷たい戦争は決着に時間を要し、


しかもダメージの蓄積は半端ではありません。




現在、冷戦をしている国は無い様に思いますが、


日本は冷戦真っ只中です。




ぴんと来ない方も多いかと思いますが、


少し前日本の国債の格付けが一段階引き下げられたときに


どんなことが起こったか覚えているでしょうか。




当時の管総理が報道陣から


「日本国債の格付けが落ちたこと、どう思われますか?」


と質問をしたとき、


「疎いので分かりません」


と答えて、危機管理意識が無いとたたかれました。




首相が1日に対処する、国内外からの情報や陳情などは


件数にすると、1000件どころではないはずです。




1件1件の案件を総理大臣が


対応できるはずがありません。




このような案件は、国内外の情報は官僚が、


陳情は秘書が対応し、必要に応じて総理大臣に報告します。




当然、国債格付けのランクダウンは、


マスコミに聞かれることなので、報告すべきことです。




しかし、管前総理は知らされること無く、


マスコミの餌食となりました。




今、官僚は事業仕分け以降、民主党政権が


早く終わればいいのにと考えています。




国家公務員が、国民が選んだ政権を、


その地位を利用してコントロールしようとしています。




政権がどの政党かは別として、


あってはならないことです。




そして、考えようとしない、


あるいは自己の利益のためだけに動く一部の国民が騒ぎます。




政権、官僚、一部の国民の三つ巴の冷戦は、


今後の日本にボディーブローとなって利いてきます。




数年後の未来を考えたとき、


今余力のあるうちにすべき事がありますよ。





ちなみに、野田総理の対マスコミダンマリ作戦は


このような事情からきています。