SKY FLOWER

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日々の何気ない日常から話題を持ってくることもあれば、
時々趣味に走ることもある、そんなブログになっております。

皆さんこんばんは!ゆのです!

 

2026年も早3か月が経ちました。

花粉とは上手く付き合えていますか?

私は無理でした。

毎日喉がイガイガして死ぬんかって位咳をしています。

インフルエンザでは無いんです。

アレルギーか喘息なんです信じて下さいえーん

 

そんな本日は1月に見てきましたt-geneさん主催の

 

舞台「消された声2026」

 

の感想です。

 

この舞台は私がt-geneさんと出会ってから名前だけは存じ上げていた作品でした。

ずっとどんな話なんだろうと思っていたので今回改めて観劇することが出来て良かったです。

 

まず絶対に言いたかったこと。

 

舞台セットやばすぎ!!(語彙力よ・・・)

 

t-geneさんの舞台セットって毎回凄くてワクワクするんですけど、今回もめっちゃ凄かったんですよ!!

 

だって見たことありますか!?回転する舞台。

 

しかも舞台そのものが回転する訳では無く、舞台セットそのものが回転するんです!!

そして回転することによって様々な場所を作り出すことが出来るそのアイデアもうほんっとうに凄い。

 

さて中身なのですが、今回も今回とて心にずっしりと来るものがありました。

このお話をざっくり説明すると、

 

10年前に発見された女性の遺体。

殺人事件として捜査される中、一人の男が犯人として逮捕される。

しかし男は終始無罪を主張。

だが男の訴えは誰にも届かず、この事件は犯人の自殺で幕を閉じてしまう。

そして10年後。

世の中では忘れ去られたこの事件を、一度も忘れる事の無かった男が二人いた。

彼らは事件の真相を探るために、各々動き出していたのだった・・・。

 

みたいなお話でした。

 

まず主人公の一人である仲村マコト。

彼は元刑事で、10年前の事件をきっかけに刑事を辞めてしまうのですが、もう一人の主人公である大島ソウタと、犯人として逮捕された男、野村ジュンと幼馴染でした。

10年前に殺されたのは大島ソウタの彼女で、何故か幼馴染のジュンも逮捕され、ずっと事件を追っていましたがジュンの自殺を聞き、彼の力になれなかったことをずっと悔やんでいました。

それでも彼が犯人でない事はずっと信じていて、当時の事件の資料も律義に残していて、マコトが事件の資料を残してくれていたからこそ新たに分かった事実もあったので、マコトのしていたことは無駄ではありませんでした。

当時付き合っていた彼女の身を案じて別れ一人になったのに、彼女は今だマコトを心配していて、ライターの井上さんも味方になってくれて、きっと一人じゃなかったから当時は分からなかった事件の真相に辿り着いたのではないかなと思います。

あと時折挟んでくる抜き所が面白過ぎた。

 

大島ソウタ。

彼はもう一人の主人公で、10年前に殺された女性の彼氏でもありました。

当時はとても優しい好青年で、婚約までしていましたが、幸せの絶頂期に彼女が殺され、幼馴染のジュンも逮捕されて踏んだり蹴ったり。

彼もジュンは犯人ではないと思っていた口で事件の真相を探るために手がかりとして浮上してきたとある暴力団に潜入。

そして10年掛けて幹部にまで上り詰めました。

10年前と10年後のギャップとで風邪を引きそうになるくらい一番変化が大きかった人でもあります。

でも根本的な部分は変わってなくて、度胸が付いたというかなんというか。

さすがに銃を突きつけられても物怖じしなかった所は度胸付けすぎでしたけどそれだけ彼も必死だったんだと思いました。

多分第三者目線で見ると彼に救いは無いんだけど、大島ソウタとしてはこの選択に間違いは無かったと思ってそう。

皆で見た星、綺麗でしたね。

 

佐々木ユウナ。

 

ソウタの幼馴染兼彼女兼10年前に殺された方。

性格は朗らかで明るくて、春の暖かさの様に優しく、時々冗談とかも言える位気さくな人。

ソウタでなくても好きになるよと思ったほどソウタが彼女を好きな理由が分かりました。

あのまま何事も無ければソウタと結婚していた未来もあったかもしれない。

けれど彼女の優しさが運命の歯車を狂わせてしまったんだと思います。

亡くなった後のソウタに触れたいけど、話しかけたいけど、届かない手、届かない声、みたいな演出が一番心に来た。

もし彼女が幽霊になっていたら、ソウタが心配すぎて成仏出来なさそうだよねと思った半面、死んだら何も届かないんだなって事がストレートに心に刺さって辛いのなんの。

世の中の事件や事故だってこういう普通の日常を送っていた人がある日いきなり巻き込まれたり遭遇するんだよねって思ったら凄く理不尽ですよねこの世界って。

と思わず色々な事を考えさせらたシーンが多かったです。

 

野村ジュン

 

ユウナ殺しの犯人として逮捕されたマコト、ソウタの幼馴染。

この物語は、当日ジュンがどこで何をしていたのかを解き明かしていくのもポイントとなっています。

ずっと無罪を主張していたのに警察側からもみ消されていた事を知り、最後の手段として自殺という方法を取った方。

結局彼は本当に犯人では無かったんですよ。

でもそれは、ちゃんと事件を調べたマコトとソウタ達、そして事件をもみ消した側しか知らないわけで、信じて貰えないのってこんなにも辛いんだなと思いました。

しかも事件の直前、妹と喧嘩別れしてそのままになっていたのも辛い。

絶対心残りになる。

ジュンは凄く環境が悪かっただけで、彼本人は怖がりで、でも友達想いの優しい人なんだと思います。

 

井上ショウタ

 

彼が一番の功労者。

最後まで諦めずマコトを追いかけて事件の真相を追ってくれてありがとう。

 

加藤リサ

 

マコトの元彼女。

別れた後もマコトを心配しており、気に掛けてくれててありがとう。

きっとリサの支えもあったからマコトはぎりぎり人として生活が出来ていたんだと思う。

 

斉藤ワタル

 

権力史上主義の刑事。

途中まで悪役に見えてたけど多分この人はこの人で権力が無くて救いたかったものを救えなかった過去があるんだと思う。

だからあんなにも出世に貪欲で、その事について尋ねられた時怒ったんだと思ったら根っからの悪では無いんだな見た方が変わって面白かった。

 

井浦ツヨシ

 

目力と眉毛。

親の組に入ったのに期待されなかったある意味可哀想な人。

多分昔から親に期待とかされたことも無ければ愛されたことも無く、組に入ったのも、ボスを目指してたのも全部親の気を引くためのような気がする。

 

野村ココロ

 

ジュンの引き取り先の家の妹。

事件直前に喧嘩するまでは兄に懐いていたように見えたが、兄に怒られて喧嘩別れみたいになってしまったこと、それに付随して殺人犯として逮捕されてしまった兄のせいで世間からの当たりが強くなったのがきっかけで本格的に兄を嫌いになってしまった。

妹視点からみたらまた違う辛さがあるよねと思って泣いた。

兄が最後に伝えたかった想いも破り捨ててしまったが、兄が犯人じゃないと聞いた時泣いてたのはやっぱり心のどこかでお兄ちゃんを信じていたんじゃないかと思った。

 

宮沢コウ

 

真っ直ぐで捜査にも熱くツッコミも鋭い刑事。

一筋縄ではいかない先輩刑事たちに揉まれながらもあんなに真っ直ぐに育ってるのは逸材なのであのまま歪まずいい刑事さんになって欲しい。

 

松本サエ

 

突然出てきたロマンス詐欺にあったと自称する女の子。

この子がいなきゃ物語がずっと暗いままだった。

小さくてかわいいし本当にありがとう。

 

近藤ダイチ

 

ずっとソウタを支えてくれていた人。

筋肉では一番強そうなのにソウタの人柄に惚れ込んだ真っすぐで真面目な男。

ダイチさんの誠実さも凄くこの作品内では重要だった。

井上さんと連絡取り続けてくれてありがとう。

 

山口リキト

 

社畜だけど後輩思いの優しい刑事さん。

 

かと思ったら一番の黒幕でした。

最悪な社畜。

上司の言う事は絶対。

隠ぺい、偽装、殺人何でもやる。

ユウナを殺したのもジュンから託されたものを奪う為。

 

なんとなく違和感はあったけど全部流せるくらい小さなものでそれが一つの大きな決定的なものになるまで時間が掛ってしまった。

 

白石イツキ

 

井浦ツヨシと立場は似てるのに育った環境が真逆な男。

親は警視総監。

無条件に甘やかされて育ってしまったために何でもしていいんだと思ってしまっている。

おかげで平気で犯罪行為を起こすためプライドと地位と息子を守りたい父親によって何をしてももみ消されてきた。

そのもみ消し役がリキト。

でも多分、イツキ本人には親の愛が伝わってない気がする。

だって無条件の愛と許しは無関心と同義だから。

 

以上が感想になります!

年明け早々いい観劇日になりました!!

 

それでは、バイバイパー