自分がすごいビジネスを思いついたと思っても、人間は似たようなもので同じビジネスを考えてる人は世の中にたくさんいます。
そこで、ライバルを押しのけ市場を独占するために重要なのがアイデアです。
電子書籍など無かったはるか昔、中世のヨーロッパでは本は一冊一冊手書きで書かれていました。
神学校の地下室などで何人もの人が机を並べ朝から晩まで作業をするわけです。
とても非効率な方法だったので、何とかする方法がないかと皆おもっていました。
そこでほぼ同時期にたくさんの人がが本を作る機械を発明しました。
当時としては斬新な発明でした。
アルファベットのハンコのようなものを作り、それにインクをつけて紙に押して文字を出すのです。
とても効率のいい機会でしたが、あまり受け入れられませんでした。なぜなら確かに本を書き移す作業は面倒ですが、需要と供給のバランスはとれていたからです。
つまり、現状のペースで本を作っていけばよかったのです。
そこである発明家は自分の機械をなんとローマ法王に売り込みに行ったのです。
当時のローマ法王はキリスト教を全世界に流布しようよしていましたが、宣教師の数が足りず困っていました。
「ローマ法王、宣教師の数が足り無くお困りでしたら、聖書をたくさん作ればよいではありませんか」
ローマ法王:「うむ、しかし聖書の数にも限度があるのじゃ・・・」
「でしたら、ぜひともうちの機械を使えば大量の聖書を作れますよ。ぜひ見てください」
どーーーーーーん
「これはすごい、お前に製本をすべて任せた」
そしてキリスト教は全世界に広まり、発明家は莫大な富を得たのです。
そしてこの発明家の技術が有名なグーテンベルグの活版印刷なのです。
いかがでしょうか同じ機会を作っていてもローマ法王に売り込むというアイデアで一気に競合と差別化をしたのでした。
このストーリーからは他にもたくさん学ぶべきところはありますが今日のところはここまでです。
読んでいただきありがとうございました。
