皆さま、こんにちは。
泉です。
タイトルの通り、今日は私にとって、ある種のパートナーであり、
手に職とでも言える”営業”について、改めて話をしたいと思います。
私が営業の世界に飛び込んだのは、19歳大学生の時でした。
当時私は地元・岐阜から関西の大学に進学し、京都に住んでいました。
それから19年近く、この業界に携わっています。
大学生の頃、テレアポで学習教材の完全歩合営業を経験し、
その後、世は第二次・IT革命に突入。
これまでブロードバンド=ADSLだったのが、NTT西日本がFTTHの「Bフレッツ」をリリースしたことを皮切りに、
西日本を中心に、「NTTテレポケット」という代理店が爆誕。
私も漏れなく、その波に乗り京都を本社とするNTTの二次代理店でアルバイトを始めました。
折りたたみ自転車一台で、雨の日も雪の日も、年に300日以上京都市内の集合住宅を朝から晩まで走り回り、
1日1000ピンポン、はドアノックをしていました。
その後、社員さんたちと切磋琢磨しながら徐々に結果も出始め、
20歳の頃には、30名~40名ほどのその会社でトップセールスも何度か経験する程になりました。
もちろん、挫折もありましたし、営業先で刃物を出されたり殴られそうになったり警察呼ばれたりとトラブルも経験しましたが、
この時の経験が、今の私の礎を築いていると言っても過言ではありません。
その後、「日本最強の営業会社」であり、「日本一のブラック企業」とも呼ばれていた、
東証一部(現:東証プライム)上場企業であり、年商6000億(当時)、従業員2万人(当時)、グループ会社1000社の、
巨大コングロマリット、株式会社光通信に入社をしました。
※この頃の話をYouTubeでも語っております笑
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大阪で採用された私は、業種に特化した商材を扱い、中小企業の経営課題解決を提案する事業部に配属されました。
私が配属された営業部では、ソフトバンクグループの回線商材を扱っており、
中小企業の決裁者宛にテレアポでアポイントをいただき、訪問して新規契約を取ることが使命でした。
私はこれまでの営業経験で身に付けた突破力と、独自のコミュニケーション能力で通常300コールに1件のアポと言われたテレアポで30コールに1件の精度でアポイントを取り、すぐに拠点長に名前を覚えてもらえました。
そして配属2週間後には、名古屋支社で新たに立ち上げる営業部の立ち上げメンバーに選出され、
入社翌月には愛知県は名古屋の名古屋駅前にある名古屋支社へ転勤となりました。
その営業部では、商材は同じであったものの、ターゲットとなる法人の規模が大阪とは異なりました。
また、地域毎に県民性や企業の特性があり、その特性を活かしたコミュニケーション手法を取る必要がありました。
その為、立ち上げ当初はかなり四苦八苦をし、営業部も統廃合を繰り返した為、メンバーもコロコロ変わりました。
不思議と私はずっと名古屋に居ましたが、人間関係も影響し、中々結果が出ない時期が1年ほどありました。
その後、拠点が別営業部と統合され一機に拡大したことをきっかけに、狭い人間関係から解放され、
自由度が増した為、長所を活かした営業活動をすることが出来るようになりました。
その結果、営業部や事業部だけでなく、光通信グループ全体の営業成績でもトップを取るようになり、
当時の会社のレコードも更新、最終的にはソフトバンクグループ全販路で1位の成績を取るまでになりました。
23歳の頃には課長代理に昇格し、岐阜の営業所へ転勤。
プレイングマネージャーとして、自分も数字を出し、部下にも結果を出させることが出来た為、
24歳の頃には、北陸は金沢支社で第二エリアのエリアマネージャー(課長)に昇格をすることが出来ました。
光通信グループ、全2万人の中で課長職以上に昇格するのは全体の3%以下と言われており、
24歳でそのポジションに立てたことは、自分の中でも大変な名誉でした。
しかしながら、当時の私はプレイヤーやプレイングマネージャーとしては結果を出していましたが、
自らは一切プレイヤーをせず、人を動かして数字をつくるマネージャーとしての人心掌握術やマネジメントスキルが大変未熟で、
今のようなカウンセリング・コーチングを主体としたコミュニケーションスキルもなく、パワーマネジメントしか出来ませんでした。
その為、一人また一人と離職者が発生し、拠点立ち上げ1年足らずで半数の課員が辞めてしまいました。
これは私にとってとても苦い経験でしたが、そのお陰で、コミュニケーションを体系的に学ぶ必要に気付き、
”脳の取り扱い説明書”とも呼ばれる、アメリカ発祥の脳科学、「NLP」を学ぶきっかけとなりました。
それらの経験が、今現在の私のキャリアに繋がっています。
"営業"への恩返し(後半)へ続く。
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