こんにちは。

 

塾長の泉です。

 

私は慣習として、信長塾のイベントに参加していただいたビジターさんには全員連絡をし、予定が合う方には一度は必ずお会いしてゆっくりお話をするようにしているのですが、

 

お会いすると、起業に関するご質問やご相談をよくいただきます。

 

今回の記事では、ここ数日お会いした数名のスタートアップの方とお話した内容をがっちゃんこして、対談形式でまとめてみました。

 

口語になっているので読みづらい部分もあると思いますが、本音で色々話をしているので、素の私を知っていただく良い機会かと思い恥ずかしながらブログに掲載してみました。

 

ご一読いただけると嬉しいです。

 

--------------以下

 

ー相談者

 

今日はお忙しい中、お時間とっていただいて、有難うございます。

 

私は最近独立したばかりで、○○の投資事業をしているんですが、なにぶんこういった業界は始めたばかりでして、○○以外の投資については全くの素人なんです。

 

ー泉

 

なるほど。

 

ー相談者

 

先日の信長塾で、泉さんは○○含めてこういった投資のお話にも詳しいと参加者の方から伺いましたので、今日は投資関連の話はもちろん、泉さんの考え方など色々お話を聞きたいと思いお時間いただきました。

 

ー泉

 

ありがとうございます。

投資、ですか。

そうですね、詳しい、というかまあ確かに○○も今こんなに流行する以前の6年くらい前からポジションは持っていまして、一昨年の最高値の時にショートしてますね。

 

ー相談者

 

おおっ、そうなんですね!

 

ー泉

 

で、そのショートしたお金でまた新しい投資をしましたね。

 

ー相談者

 

泉さんは不動産の投資もやられているとか、教えてみえると伺いました。

 

ー泉

 

はい、やってますね。

セミナーも定期的に開催してます。

自分自身が、例えば○○みたいに流行り廃りのある銘柄は長期的な意味ではあまり興味がないんですよ。

今回みたいに、まだ誰も知らないうに投資して、みんなが興味持ち初めて高騰し初めたら売り抜けることはしますけど。

そういう短期銘柄、というか流行りものっていうのは付き合うと疲れちゃうんで。

投資やビジネスの素人でも手が出し易い分、ボラも大きいですし、暴落のリスクも高いですしからね。

投資は長期的にするものだと思ってますし、そういう意味で不動産は硬いですね。

地味に運用してますけど、流行り廃りがないんですよね、やっぱり衣食住なので。

流行り廃りがない、ということは派手ではない分、一番続く蓋然性が高いということなんですよ。

投資も、事業も大事なのはロング。

いくら短期的に魅力に思えても、続かないと意味ないですからね。

それに、不動産は潰しが効く。

実際に、実需としても活用できますから。

自分でも住めて、飽きたら人に貸せますし。

 

ー相談者

 

なるほど!

 

ー泉

 

あと、不動産を購入し始めたきっかけは資産保全という意味が強かったですね、最初は。自分、昔、浪費癖があったんで。笑

せっかく稼いだ金を溶かしてしまわない為に、固定資産化して資産保全をしようと思ったんですよ。

現金はもちろん、その投資銘柄○○や、証券など流動性の高い資産だといつでも使えるじゃないですか。

 

ー相談者

 

資産保全、新しい視点ですね。

 

ー泉

 

だからまあ、これなら自分も住めるなーという基準で物件を選んで、買っていくうちに、リノベーションも覚えて、人や企業にも貸すようになった、というのが不動産投資を始めた経緯ですね。

 

ー相談者

 

その、そういった良い情報のツテというのは、やはり人脈なんでしょうか?

沢山の方と知り合っている方が有利というか。

 

ー泉

 

うーん、、、。

人脈も確かにそうなんですが、知り合う人が多すぎてもダメですよね。

一言で言うと、リテラシーです。

情報の正誤性はもちろんですが、いくらその情報自体が正しくても自分の今の状況に合うか合わないかを判断するための、情報を精査する能力ですね。

それがあれば、まず投資でも事業でも人間関係でも下手を打たない。

 

ー相談者

 

そのリテラシーというのは、どうやって培うのですか?

誰かに教えてもらうとかでしょうか?


 

ー泉

 

誰かに教えてもらう、というのも人によってはアリなのかもしれませんけど。

自分の場合は、師匠とかは基本的に居ないので、経験ですね。

なんでも経験して、その都度学んで、方向修正して。

その過程で培われるものだと思いますよ。

 

ー相談者

 

そうなんですね。

やはり、成功者の方は皆さん行動されてますよね。

自分も、今色んな交流会に参加して沢山の方と知り合うようにしているんです。

経験を積もうと思っています。

 

ー泉

 

それは、良いことですね。

ただ、無闇に沢山の方と知り合っても、人間の持ち時間は限られているので。

1日が24時間、1年が365日と上限が決まっている以上、何処で、誰と、どの様に時間を使うか、という内容の密度は考えないといけませんね。

 

ー相談者

 

勉強になります。

その、泉さんが考える、成功するための法則、みたいなもっていうのがあれば、是非教えていただきたいのですが。

 

ー泉

 

成功、ですか。

そういう質問される方、スタートアップの方にはやたらと多いですよね。

うーん、、、なんていうか。

まず、皆さん自分の頭で考えて行動する前に、答えを安易に求めがち、という共通点はあるのですが。

それ以前に、成功の定義が曖昧なんですよね、抽象的過ぎる。

経済的成功なのか、地位や名誉など、自己承認欲求を満たすことなのか。

抽象的なことって、達成できないんですよ。

具体化して初めて、長期軸から短期軸の目標設定ができて、そして今日からの行動目標に落とし込めるので。

 

ー相談者

 

なるほど。

 

ー泉

 

例えば、自分の場合、まあ、別に成功してるなんてのは思ってないですが、経験を元に話をしますね。

分かり易く、経済的な経験を例に挙げようと思いますが、そもそも自分の場合、経済欲求を満たすためのモチベーションってだいたい連続して2年くらいしか持たないんですよ。

 

ー相談者

 

え、そうなんですか??

 

ー泉

 

そうですね。

経済的な、お金そのものに対するモチベーションというより、「自分がお金を持ったらどんな人間になるんだろう?どんな使い方をするんだろう?」ということの方に興味がありましたね。

新しい自分を知りたい、経験を買いたい、みたいな。

 

ー相談者

 

なるほど。

 

ー泉

 

で、それも一通り経験して、「なんだ、そんなもんか」と自分に対して良い意味で見切りができたんですよ。だから、今は経済的なモチベーションは殆ど無いですね。そんな自分の中の小さい欲より、もっと全体を考えて、本気で岐阜を盛り上げるための小規模事業者支援だったり、コミュニティー運営に力を入れてます。

 

ー相談者

 

すごいですね、、、。

 

ー泉

 

だって、自分がお金を稼いでも何に使うか経験で理解しちゃった訳ですからね、もう既視感があります。

月単位で言えば、上は1,000万オーバーもありましたけど、そんなん、服で言えばユニクロがアルマーニになったり、飲み屋で言えば柳ヶ瀬が銀座になったり、アパートが高級マンションになったり、ファーストフードが料亭になるだけなんですよ。

当時は週1で岐阜から銀座や祇園に行っては接待で朝まで飲んだりもありましたし、出張の予定ばかり入れて、2年間くらいずっとホテル暮らししてました。

1週間東京の品プリ、次は京都の温泉旅館に1週間、みたいな。笑

どうせ喉元過ぎれば無になるだけなのに、アホですよね。

事務所もよせば良いのに、どんどん大きいとこ借りて。

しまいには大して従業員もいないのにビルワンフロア貸切、1つの事務所家賃だけで月80万くらいしましたよ。

固定費を無くすことが続く事業の王道中の王道なのに、判断力が低下してたんでしょうね。

当時の自己顕示欲を満たすだけのSNS投稿は全て非表示にしてるか削除してますが、たまに見ると吐き気がします。笑

とにかく、下品。

結局、稼いでもお金の使う方向は同じで、仕事もプライベートも派手になるだけ。

空気にお金使ってたんです。

そんな自分にある意味失望したんですよね。

やっぱり、お金持って初めて分かる自分のダサさとか、内面の醜さとかに直面して。

内面に自信がないから、こういうお金の使い方しちゃうのかな?とかね。

だから、一度経験したし、もうこういうのをモチベーションにして仕事するのは止めようと思ったんですよ。

今は勉強代だと思えるようになりましたが、会社も一度組織崩壊して、当時経営していた貸しスペースも潰しかけましたからね。

そりゃ謙虚にもなります、反省して、反省して、次に活かす。

こういうのは20代で卒業、30代からは「いかに社会に貢献し続けられる事業をするか」に気持ち、生き方を切り替えたんです。

改めて自分を見つめ直して、中身で勝負できる大人になりたいと思ったんですね。

着飾らなくても、白シャツにデニムというシンプルな出で立ちでも人を魅了できる”白州次郎”のような男になりたい。

そう思ったんです。

逆に今、30代40代で良い大人がそういう派手な生活や、お金の使い方しているのを見ると一気に冷めてしまいますね。

昔のダサい自分を見てるようで。

たまに遭遇しても、あー、なんか、痛い人たちだなって見てます。

 

ー相談者

 

なるほど、、、。

 

ー泉

 

結局お金や資産、そういうものはあの世には持っていけない。

自分は逆算して考えるのが好きなので、例えば人の一生に置き換えたとき、人は必ず死にますよね。

じゃあ、それに目を背けるのではなく、受け入れて向き合った時に、「どういう生き方をしたら、死ぬ時に人に惜しまれる人物になれるのか」を考えたんですよ。

その答えが「人の為に、社会の為に生きる」ということでしたね。

29歳のとき、生き方を180度変える決心をして事業を切り替えたんです。

拝金主義だった自分とは完全オサラバしました。

 

ー相談者

 

話が壮大過ぎて、、、。笑

 

ー泉

 

あとは、昔から自分は何かに向き合う時、原理から考えるのが好きで。

 

ー相談者

 

原理、ですか?

 

ー泉

 

はい、例えば、「お金を沢山稼いで、でも結局使い果たすのって、なんでだろう?」ということに視点を置いたんですね。

 

ー相談者

 

ほうほう

 

ー泉

 

そしたら、「あ、稼ぐまでの経緯で、意識無意識問わずストレスが溜まってるから、そのエネルギーの発散で使ってしまうんだ」って。

 

ー相談者

 

すごい視点ですね。

 

ー泉

 

で、だったら、稼ぐまでの経緯でなるべくストレスが溜まらないような仕組みを作れば

、そういうお金の使い方をしなくなるのかな?

と思って、最終的に落ち着いたのが、不動産からの家賃収入だったんですね。

これは一度発生したら、ほぼ不労所得に近いんで、入ってくる金額は昔の1/10くらいですけど、ノンストレスなんですよ、気持ちが楽。

生きるためのお金を稼ぐ必要がない、っていうのはそれだけで精神衛生上良いんです。

だから、自分の時間の殆どを岐阜を盛り上げるための社会事業に使うことができるんですね。

 

ー相談者

 

いやー、すごい。

 

ー泉

 

と言っても、大した成功じゃないと思いますけどね。

誰でも出来ることを、地道にやってきただけなんで。

外を見たら、すごい人なんて、ゴマンといる。

だけど、その人たちと自分を比べても基準や生きてきた過程も経験も違うんで。

最終的には自分が納得してたら良いと思ってますね。

どこまでいっても自分は自分、他人には成れないんで。

比肩すべきは、常に自分自身ですよ。

ポリシーに背いてるかどうか、弱さに負けてないか、逃げてないか、とかね。

 

ー相談者

 

いやー、、、。

今の泉さんの考え方になるには、どんな人生歩まれてきたんですか?

 

ー泉

 

仕事面で話をすると、、、。

自分の場合、19くらいの時にフルコミッションの営業を始めたんですが、20歳くらいの手取り給料がだいたい40万〜50万くらいだったんですよ。

集合住宅への飛び込み営業だったんですが、毎日、折り畳み自転車1台で京都の南は伏見区から北は岩倉村まで走り回ってましたね。

居座り営業して警察呼ばれたりね。

訪問した先で揉めて胸ぐら掴まれたり、刃物出されたりはザラ。

そうやって稼いだ金です。

で、若かったんで飲み代や服代に消えていったんですね。

給料日にお金もらったら、純粋に÷30日して1日いくら使えっかなーみたいな。

 

ー相談者

 

 

ー泉

 

で、当然、月末になったらスッカラカン。笑

まーでも、営業なんで、また稼げば良いっかみたいな感覚でしたね。

 

ー相談者

 

その頃からハングリーだったんですね。

 

ー泉

 

そうなんですかね、そんな自覚は無かったと思いますけど。

ただ、営業が自己表現手段だったことは間違い無いですね。

 

ー相談者

 

と、いうと、、、?

 

ー泉

 

自分を社会に認めされるためには、営業で結果出すしか無いって思ってましたね。

早く結果出して周りに認められてやる、みたいな。

別に生まれが良い訳でも、育ちが良い訳でもないので、生きていく為の手段だったんですよ、純粋に。

 

ー相談者

 

なるほど。

ほんと、泉さんからは、戦ってきた、という雰囲気を感じますよね。

 

ー泉

 

有難うございます。笑

で、どうせ営業やるなら日本1になりたいって思って、営業が厳しいことで有名な某営業会社に入社しました。

テレアポをして、法人にアポイントを取って、即決、という営業でした。

即決できないやつ、アポ取れないやつは人間扱いされませんでしたね。

テレアポのかけ過ぎで、耳から膿が出て三半規管イかれたやつとかザラにいましたよ。

 

ー相談者

 

えーっ!凄まじいですね。

 

ー泉

 

まー、でも、アポ取れないやつも悪いんですよ。

実力の世界なんで、強い奴は生き抜きますけど、弱い奴は喰われてお終いなんで。

動物の世界だってそうじゃないですか、人間が甘いんですよ。

 

ー相談者

 

まー、、、そう言われたら。汗

ゆっても、そんなにアポって取れるんですか?

しかも、テレアポで。

 

ー泉

 

いや、取れますよ。

うーん、ただ、みんな下手くそというか、頭使ってないんですよ。

1件1件のコールが雑というか。

見てて頭悪いなー、という荷電しかしないんで。
 

ー相談者

 

と言いますと?

 

ー泉

 

例えば、新人教育のマニュアルで、1日300コールはしろ!みたいなのがあるんですけど、まあ営業の素人を一度に多数教育するためのマニュアルなんで、数打ちゃ当たるみたいなオペレーションがマネジメントとしては一番楽なんですが。

だからと言って、頭使わない奴は何件コールしても取れないですよ。

自分の場合だとだいたい10件かけたら3件くらいはアポ取れてましたから。

 

ー相談者

 

えー、めちゃくちゃ効率高いじゃないですか!

どうやって取るんですか!?

 

ー泉

 

簡単ですよ、電話かけられる側の心理想像したら良いんで。

想像力だけの問題ですね。

だいたい、僕らが現役だった十数年前でも1人1台のPCはデスクにありましたし、インターネットも閲覧できたんで、コールする前に相手の企業情報調べられるんですよ、そうすると、電話で会話を合わせることが出来る。

「あ、こいつうちの会社のこと知ってるな」と思われると、営業電話だからといってナメられなくなる。

情報戦です。

あとは口調、声色、トーンですね。

みんな、いかにも”営業電話です”っていう口調、声色、トーン過ぎるんですよ。笑

まあ、素人の集まりなんで仕方ないのかもしれませんが。

如何にも"営業です”という話口調、それじゃあ、用件伝える前に受付突破もできないよね、って話です。

相手も忙しいんで。

一瞬で「これは重要な用件かも!?」と相手に伝わるかどうか。

それを意識して、自分の非言語を扱ってるかどうかですよ。

これらを意識するだけで、結果は全く違うものになりますね。

だいたい、コール数伸ばせっていうオペレーション自体も、中間管理職っていうサラリーマン目線なら良いかもしれませんが、雇ってくれてる会社のオーナー、役員、経営陣目線で考えたら例え1コールでもコストは少ない方が良いじゃないですか。

僕はサラリーマンだからって、会社に甘えるのは嫌でしたね、当時から。

 

ー相談者

 

そこまで考えて出来る新人いないですよ。笑

その時からそんな目線で営業されてたんですね。

 

ー泉

 

そこではプレイヤーとしてはもちろんですけど、マネジャーとして部下を育成すること、組織をマネジメントすることの難しさも色々経験させてもらいましたね。

一応、日本1のタイトルも取れたし、その頃23、4歳くらいだったんですが、所得税だけで月40万くらい払ってましたので、総額で100ちょい、くらいでしたかね。

 

ー相談者

 

はあー、、、。

 

ー泉

 

まー、それでも月末にはスッカラカンになるんですけどね。

 

ー相談者

 

え、そうなんですか??笑

 

ー泉

 

え、だって、手取りでいったら70万ちょい、その頃30名近く部下もいたので、部下の悩み相談やなんだかんだでメシとか連れてってたらあっと言う間に無くなりますよ。販管費の割り当てなんて、当時は無かったですから全部自腹ですし。

 

ー相談者

 

ひえー、、、。

そういうもんなんですね。

 

ー泉

 

で、その会社には数年居たんですが。

高名な東証一部上場企業で営業1位のタイトルも取れたし、サラリーマンとしての出世も出来たんで独立しましたね。

 

ー相談者

 

それが7年前ですね。

 

ー泉

 

はい、でも、そこで大きな挫折を味わうわけですよ。

 

ー相談者

 

え、そうなんですか!?

 

ー泉

 

別に会社員時代も含め順風満帆ではないですからねー、むしろ同年代の人より数十倍は色んな失敗してますよ、多分。

 

ー相談者

 

意外です。

 

ー泉

 

まず、独立して自分の無力さを知りましたね。

サラリーマンで営業でタイトル取れたのは、会社がお膳立てしてくれたお陰だったんだ、って痛感しました。

当たり前のことかもしれませんが、独立したら、そもそも出勤する場所もそうですし、アタックリストも机も椅子も電話やインターネットなどのインフラも、ゼロから自分で稼働環境を作らないといけない。

お金も手間も、もの凄くかかることです。

これら全ての整備を会社がしてくれて、営業という攻め一本に集中できるようにしてくれてた、しかも歩合だけではなく成績関係なく固定給もちゃんと付けてくれてる。

生活のライフラインを保証された上で、勝負をかけることができるんですよ、サラリーマンは。

めちゃくちゃ恵まれてますし、それも分からず、それでもブーブー言うやつは、てめーがブラック社員だよ!て話ですよね。笑

ほんと、独立してからは自分の無力さを痛感すると同時に、今まで雇ってくれていた会社に対し改めて感謝しましたね。

7年経った今でも感謝の気持ちしかないですよ。

野球で例えるならイメージは、サラリーマンは草野球やアマチュアリーグ、自営業は日本のプロリーグ、上場はアメリカのメジャーリーグの能力と実績が必要。

自分は幸い、紆余曲折は多々ありましたが、アマチュアリーグでトッププレイヤーには成れました。

でも、自営業というプロで痛い洗礼を浴びた。

草野球やアマチュアリーグですら結果出せない人が、プロには到底成れないですよね。

誰でも分かることです。

だけど、この世界、草野球やアマチュアリーグで結果出せず逃げてきたような人たちが平気でプロになろうとしてる。

いやいや、、、。

そりゃ結果出せんだろって。

勘違いも甚だしいですよね。

起業すること、自分の腕一本で生きることをナメられたら困る。

 

ー相談者

 

身に染みます。

 

ー泉

 

ま、偉そうに言ってますけど、そんな私自身が起業をナメてた一人なんですけどね。笑

言った通り、若い頃は宵越しの銭は持たない性格だったので、タイトルホルダーのくせに独立したら全財産4,000円でした。

これ、冗談でしょ?とか言われるんですが、ガチなんですよね。

コンビニとかのATMも、カード入れてもおろせないんですよ。

最近のATMって硬貨対応のが殆どなくて、だから手数料とは別に1,000円以上口座に入ってないと下ろすこともできない。

当然、独立したての自営業=無職、なんで信用もゼロどころかマイナスですし、ローンカードも作れない。

ほんとに地獄でしたね。笑

 

ー相談者

 

えーっ。汗

 

ー泉

 

当然のようにホームレスになったんですが、24時間営業のファミレス渡り歩いたり、飲食店で営業終わりに寝かせてもらったり、という生活が2週間くらい続きましたね。

で、最終的には家賃0円の事故物件で半年近く暮らして、その間にビジネスモデルを組み立ててました。

 

ー相談者

 

壮絶ですね。

 

ー泉

 

まあ、このあたりの話はブログに書いてあるんで読んでおいてください。



--------------以上

 

と、これ以外にも趣味の話や今没頭している古代史研究の話など、

 

色々とお話をしたのですが、書き出すとキリがないのでこの辺りにしたいと思います。

 

数人とざっくばらんに話した内容をがっちゃんこして、一人と対談したように書いてますが、

 

全て本音ですので、途中過激な表現もあり、楽しんでいただけたかと思います。


また機会ありましたらこういった形式の記事も書いてみようと思います。

 

 

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