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今日現在が確かなら万事快調よ
明日には全く憶えて居なくたっていいの
昨日の予想が感度を奪うわ
先回りしないで
今日現在を最高値で通過して行こうよ
昨日まで電池を残す考えなんてないの
昨日の誤解で歪んだ焦点は
新しく合わせて 切り取ってよ、一瞬の光を
写真機は要らないわ
五感を持ってお出で
私は今しか知らない
貴方の今に閃きたい
今日現在がどんな昨日よりも好調よ
明日からそうは思えなくなったっていいの
呼吸が鼓動が大きく聴こえる
生きている内に
焼き付いてよ、一瞬の光で
またとないいのちを
使い切っていくから
私は今しか知らない
貴方の今を閃きたい
これが最期だって光って居たい
歌:東京事変
歌詞:椎名林檎
作曲:亀田誠治
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歌詞の躍動感、スピード感がたまらない。
人生、一瞬。
スピード感をもって生きるか、ゆっくり生きるか。
何(いずれ)にせよ、いつか必ず”死”を迎える。
それだけは確か。
違うのは、早いか遅いかだけ。
だから私は、スピード感をもって生きたいと思う。
これまでもそうだった。
20歳のとき、営業の世界に飛び込んだ。
周りは一回りも年上の大人ばかり。
だけど大学卒業という道を蹴ってまで飛び込んだ世界。
同年代の人間が大学を卒業する頃までに、
"絶対にソイツらより"良い暮らしをしてやる。
出世してやる。
その一心だった。
結果を出すことが唯一の、自分がした選択を"肯定"する手段なのだから。
「人生50年で良いから、ありったけのエネルギーをこの数年に注ぎ込んで名を挙げたい」
真剣にそう思っていた。
結果、全社当時2万人の中で1位の営業マンになることができた。
まさに営業成績に”命”を賭けていたあの頃。
人生、一瞬。
スピード感をもって生きるか、ゆっくり生きるか。
何にせよ、いつか必ず”死”を迎える。
早いか、遅いかだけ。