アップルがテレビ(テレビサイズのディスプレイを持つ機器)「iTV(仮称)」を作ったらテレビメーカーとテレビ局は崩壊するだろう。

以前にもエントリしたけど、メディアは最大の転換期を迎えている。グーテンベルグの活版印刷をはるかに超えるパラダイムシフトだと思う。

そして人間は確実に楽しい、便利、面白い物を求め、向かっていく。本能には逆らえない。アップルはそこを誰よりも理解し、怖いくらい深く考えて開発しているだろう。

私はものすごく危機感を感じている。なぜなら既存のメディアからは危機感があまり感じられないから。電子出版にしても対応が遅すぎる。

アップルが出すものは“製品”ではなく、もはや“思想”と捉えたほうがいい。

私は日本の家電メーカーが世界一だと思っている(思いたい)し、日本が好きだ。日本の家電メーカーは強い危機感と素晴らしいアイデアを持って“思想”を開発をしてほしい。
「天才は繊細かつ大胆。秀才は適切かつ冷静。凡人は大雑把かつ臆病。」と、ある経営者からききました。今の私だと、冷静、大雑把があてはまる。だから秀才寄りの凡人ですね(笑)。個人的に一番難しいのは大胆かな。なかなか天才にはなれないなぁ。

起業にあたっては大雑把をやめて、臆病を克服し、適切かつ冷静に対処すれば秀才経営者にはなれるってことか。

しかし、大胆かつ繊細に物事を進められる人ってやっぱ凄い。松下幸之助とか、大企業の創業者はこのタイプだと思う。才能といってしまえばそれまでだけど、その境地に少しでも近づきたいものです。
起業で成功するには、「誰もできないこと、誰もしていないことをいち早くやる」「誰かが成功していることを新しくアレンジする」をというのがパッと浮かびます。しかし最近、こんなことを聞いて目からウロコが落ちました。それは「誰でもできることを、誰よりもうまくやる」というものです。

「なるほど」と思いました。正直コレは考えたことがなかった。よく考えるとけっこう深いし、的を射てる。そして、こう考えると起業に対するハードルがぐっと下がる。一歩踏み出すには最適な助言だと思いました。こういう情報が無料で見つけられるのがネットのいいところですね。勉強になりました。
小惑星探査衛星「はやぶさ」の帰還は泣けました。正直つい最近まで、そんな宇宙事業があったことなどまったく知らなかった(日本のマスコミはもっとこういう日本の凄さを報道すべきだと思う)。そしてはやぶさの帰還は、日本人の心を揺さぶるポイントを完全に押さえたストーリーだと思いました。

故障したりや通信不能になったり、苦難の連続。しかしそれを乗り越えて役割を果たす健気さ。60億kmの長い旅を経て戻ってくるというロマン。最後に美しく燃え尽き、流れ星になるという儚さ。しかしその「子」であるカプセルがしっかりと受け継がれ、未来に希望をつなげる。カプセルは計算通りにオーストラリアにやってくるという技術力の証明。さらに着地点はアボリジニの聖地。この奇跡的な一連の流れには感動せずにはいられない。日本人の琴線に触れるストーリーだ。

とくに最後に流れ星になる所は涙なくしては語れない。白く輝く流れ星の写真が美しすぎる。この儚さ、健気さはたまらない。

W杯の真っ最中だから、世界的な関心が少し薄れてしまっているのが残念。これは本当に偉業だと思う。折しも日本代表は初戦のカメルーンに勝利し、日本代表も白い星となった。お、キレイにまとまった(笑)!はやぶさ、お疲れさま。頑張れ日本代表!
仕事をするうえで、協力会社や業者との付き合いは必ず発生します。そこで難しいのが協力会社を切るという行為です。「切る」というとごう慢なので、「変える」にしましょう。

業者を変えたいと思うからには、何らかの不満があるということです。パーフェクトな協力会社なんてあるわけないのですが、不満とメリットを天秤にかけたとき、不満の方が鼻につき始めると「変えたい」気持ちが強くなります。

私は悪者になりたくない弱い人間なんで、不満があっても業者になかなか強く言えません。「良いところもあるしなぁ」と解釈しちゃうんですよね。

ただしそんな私もスパッと「変える」判断をするケースが一つあります。それは「誤魔化し」をされたときです。仕事を一年くらい継続して発注すると、必ず「慣れ」が出てきます。これは仕方ないんです。この「慣れ」こそ、業者の利幅でもあるわけですので。

頑張ってくれているなら、ある程度は許します。しかし明らかなミスや嘘、手抜きを誤魔化したり正当化しようとした行為が見えると私は切ります。

しかし本当に業者を変えるのは難しい。このテーマは結構面白い話を持っているので、またエントリーします!