8月19日

日本樹木医会大阪府支部とNPOおおさか緑と樹木の診断協会共催のZOOM研修がありました。

話題提供として「棲み分けるクビアカツヤカミキリ」をテーマに、被害にあったサクラがどれほど食害され枯れたかを調べた内容を、以下の写真通り紹介しました(一部のみ掲載)。

4年ほどの期間で幹周の大半を摂食され、この夏に通水が途絶え枯死に至りました。僅か4cm足らずの幼虫どもが、数年間、生きた材(樹皮、内樹皮、通水部の辺材)を200余箇所以上を穿孔、摂食しエリアを棲み分けて、太いサクラを食い荒らし枯らしてしまうことを知りました。写真では樹幹の一部ですが、樹幹だけでなく根(露出根)、枝部まで被害が及んでいました。