房総 野島崎灯台へ（その２） 立寄り湯と古民家カフェで至高のブルーマウンテン

さてさて、一行は（っていっても二人だけ）、金谷港に到着、本当は、かなや食堂で活造りを食べたり、併設の眺望の良い露天風呂に入りたかったのだが、夕方にはホテルに付きたかったので、時間節約の為に、港構内の「春奈亭」で海鮮丼を頂く。写真は撮り忘れたけど美味しかったです。

そして立寄り湯するハズだった金泉館・・閉まってるぢゃないか、近くに「かぢや旅館」があり、そこでも立寄り湯できるはずだ。いささか歩いて・・ありました！

ここも、写真に取らなかったが、草臥れた感じが昭和な感じ？フロントには水槽が置いてあって、海鮮料理を謳うだけあって、食材なのでしょうな。フロントに立寄り湯できますか、と訊いたところ、少し、準備の間だけ待って入れた。

館内には、たけし軍団など、いろんな芸能人の色紙が。米倉涼子のドラマの撮影にも使われたようで意外でした。観光地のレトロさではなく、朽ち果てるまま、ダイレクトのレトロ感満載の旅館でしたな。そう、伊東園、おおるりに通じるものがあります。

浴場へは外の渡り廊下を行くのですが、朱塗りの鉄骨柱の列柱、京都の伏見稲荷みたいな感じ？お池には河童のオブジェも。館のメンテは外注には頼らず、自主精神にウェイトが置かれてます。湯は薄い褐色のヌルヌル感がある温泉。ライオンの吐水口が風情ありました。⇒房総　鋸山温泉　かぢや旅館　立寄り湯も可

かぢや旅館を後にして、僕らは、古民家を改修したカフェ　合掌館　エドモンズ亭へ。お値段はするもの、香り漂う本格ブルーマウンテンが頂ける。

ガラガラ～っと戸を開けると、まあ期待に違わぬ光景が・・。ノスタルジックな雰囲気満載ですな。気さくなマスターにブルーマウンテンコーヒーと焦しバームクーヘンのセットを二つ注文する。店内には我々に近い年代の中年夫婦が一組いた。同じくカメラをぱちくりしていましたな。

ブルーマウンテンやバームクーヘンの香ばしい匂い、店内の雰囲気、ＢＧＭ、ドトールやスタバと違う旅先ならではのものです。それに、随所、アートが楽しめるような配置をしております。二階があり、こうなっているみたいです。

まあ、床に並べている絵は、地元の油絵を嗜む人なのかな、と思わせるものであったり、こりゃあ、明らかに違うんでないの？というものだったりします。海鮮丼とバームクーヘンでお腹が膨れたら、僕たちは、一路、南国ホテルを目指します。

房総 野島崎灯台へ（その１） 漁師文化を訪ねる小旅行

★今回の旅の宿泊先、伊東園　南国ホテル 小旅行の計画としては朝方に横浜中華街で朝食を食べ馬姐廟に詣で久里浜港でフェリーに乗り房総へ。南国ホテルに宿泊し、レンタサイクルで房総サイクリングをしたり、野崎灯台、白浜海岸美術館を巡ろうというもの。

南国ホテル

まず、５月１２日の朝、出発したのだが、早朝、待ち合わせている相手が、なかなか来ない。中華街で、早朝唯一、やっているお店で朝食を食べる予定だったが、中華街は寄らず、行く途中のドトールコーヒーで朝食を済ませる。

京急久里浜駅に付き、バスの連絡が悪いものの、なんとか、東京湾フェリーの１０時１５分発の金谷港行に間に合った。

天候も当初、曇天だったものの、港に着くころは晴れてきて、清々しい船出となった。伊東園などは、宿まで、往復のバスを格安の料金でりようできるようになっているが、最近は移動手段も楽しむようにしている。

去年、熱海のニューフジヤホテルに泊まったときは小田急のロマンスカーに乗ったが、今回は船旅で。

お相手も、すごく喜んでくれた。こんなフェリーで映画「タイタニック」の例のポーズをやっていました。さすが、私と交際してくれている人である。

いつかは、クイーンエリザベス号、・・・いいなあ。さんふらわあ号になっちゃったらゴメン。

モルタルでパルテノン神殿 昭和初期レトロ浪漫 石岡散策（その１）

ある事情で茨城で年を越すこととなった。最寄駅はＪＲ常磐線石岡駅、どうせ何もない田舎町だろうと、それでも暇つぶしになるような場所はないかと検索をしていたら、ほお、いやいや、昭和初期の看板建築がズラリ、ならんでいるではあーりませんか。実に素晴らしい。

少しでも旅行気分を出す為、グリーン車を考えたが、充分、普通座席に座れそうだったのでやめた。でも駅弁は喰うのである。対面座席と、つり革が混じっている車両だったが、僕らは恥が無いので駅弁をおっぴろげて喰う。

これが、相方の女性の駅弁、確か海鮮ナントカ飯？・・・

んで、これが僕の駅弁、鳥飯だよね。インコ飼ってるんだが、愛鳥よゴメン。鶏肉好きなんだよね。

食べていると旅情が沸く。僕らは一路、建築史家　藤森照信氏が観たら喜びそうな？看板建築の宝庫、年末の石岡の街へ。 to be continued

展望露天風呂でご来光鑑賞 伊東園ニューフジヤホテル宿泊記（その２）

疲れた足で宿へ。チェックインを済ませ、浴衣を選ぶ。まずは本館地下階の大浴場へ。夕飯前の一風呂です。やあ、館内はクリスマスムード一色、浴衣姿で、ロビー横で卓球に興じる人など、夕食会場に向かいました。

夕食は、バイキング、次第に込み始めるなか、プレート３枚ぐらい一杯にして着席、種類が多く、全部取りきれるもんじゃなかったです。

じゃらんとか、楽天の口コミみると、食事が粗末みたいなこと書いてるけど、いたって種類も多く、楽しめるバイキングだった。（伊東園バイキングは今回のニューフジヤ

熱海梅園 彫刻家と作曲家の足跡 伊東園ニューフジヤホテル宿泊記（その１）

帰ってきました。熱海から。１２日の朝、新宿ガード下あたりで小田急線の株主優待券を買う。特急券はあらかじめ買っておいた、ロマンスカー、いやそういえば乗ったことなかったけな、どんなもんだろうと、今回、小田急ロマンスカーを利用する旅に。早い●、ピ●ーの電車♪オ●キュー、オ●キュー、ピ●ー♪

展望席は人気があります。中国企業系の人たちが、乗っていたような・・僕たちは２列目の席で、売店で買った崎陽軒のシュウマイ弁当を広げます。後ろ向きの人生なので後ろ向きの展望席です。

小田原で乗り換え、熱海着は１２時半過ぎ、パワースポットで知られる来宮神社に向かうべく、来宮駅で降りようと思ったのだが、ドジ炸裂、線がちげーじゃん。熱海に引き返すことに。が、上りのの電車はなかなか来ません。↓こんな状態です。

いや、まあ、遠回りになっちゃったけど、パワースポットである来宮神社へ。古木をぐるぐる廻り、ご祈念してきました。さて季節はずれの熱海梅園へ。紅葉の名残がちょっとだけ残ってました。

梅の季節でもないし、紅葉の時期でもない、それでも行く価値がある。澤田政廣氏の彫刻美術館と大衆音楽普及の功労者　中山晋平氏の記念館があるからだ。澤田政廣氏は熱海の名誉市民で文化勲章受賞彫刻家、その女性の裸体や日本神話を題材とした彫刻などの独特の生命感が、ひしひし迫ってくる。

凝視してたらやっぱりエッチと言われてしまった。ハイ、えっちです。＊＾＿＾＊
建物も面白い、熱海市建築課が、建築家の村野藤吾氏のデザインを参考にして設計したとか。

中山晋平記念館は、氏の住んでいた家を、移築して、記念館として公開している。大正から昭和にかけて、大衆音楽の普及に大きく貢献した人物、あのゴンドラの唄を作った人だったんですね。

建物は、そんなに大きくないというより、著名人にしてはかなり控えめな家なんであるが、そこがかえって清楚な美しい建物に感じる。庭といい、縁側といい、床の間の意匠といい、古きよき日本家屋であり、階段下を作り付けの収納ダンスとか電話置場にしてたり、今のビフォー・アフターの先駆けみたいなところもある。

●今回、訪れた施設

「熱海市立澤田政廣記念館」→ＭＡＰ

「中山晋平記念館」　　　　　　→ＭＡＰ