先日もお伝えしたように、家の両親は馬鹿だ。
しかし、私も決して賢いとは言えない。
私が風俗で働くようになった時のこと、何故かこの職を選ぶことにしたのか?
理由は定かではないが、
●異性の親からの愛情不足
●両親を困らせたいと思う心
こう言った物が反映される場合があるそうだ。
本当か?
幼少期は嫁・姑問題に頭を抱えていた両親。
母と祖母は毎日毎日取っ組み合いのけんかをし、髪を引っ張り合ったりもしていた。
(いい年なのに・・・)
父が止めた姿は記憶にない。
大抵は、手洗いに身をひそめ喧嘩が終わる事に登場する
チキンな男だった。
父には父がいなかった。
戦争で死んだから。
祖母は父を女で一つで育てた。
しかし、兄弟も多く6人兄弟の末っ子の父は祖母から
溺愛されていた。
父もそれが嫌いではないようだった。
マザコン?というか、自立しない親子。依存親子だった。
祖母と父が二人で出かける事も多かった。
子供と母は留守番。
こんなことがほとんど。
土産は、祖母の意向で兄のみに与えられた。
兄はそれをよく思っておらず、
5歳児ながら祖母にこう言った。
「僕の分はもういいから、妹に買ってきてあげてよ」と。
祖母は罰が悪かった様で、それ以降は私の分も買ってくれるようになった。
明らかな差別はあったものの、私は兄の優しい言葉を覚えている。
ある日事件は起こった。
珍しく、母と父が出かけた。
祖母は帰宅を待つなり吠えた。
「私の〇〇がない!嫁が取ったに違いない」と。
いつものことだったが、その日は矛先がこちらを向いた。
祖母が鬼の形相で言った。
「お前(私)お母さんが取るの見たよね?ね?」
祖母は鬼だった。
私は当時3歳位。ただでさえ怖い祖母が私に意見を求めた。
というか、強制的に「はい」と言え。と言わんばかりのプレッシャーがあった。
私は言った「うん」
ただただ、怖かっただけだった。
見てもいなければ、そんなものの存在すら知らなかった。
母はショックを受けたし、3歳児のも目撃者がいる事で
完全に不利になっていた。
祖母は母を攻めたて何時も以上の喧嘩が巻き起こった。
私はその後母に呼び出され、叩かれた事を記憶している。
アノ質問に正解はあったのか?
意地悪な傲慢なババアのいう事を聞かなければ、母に暴力を受け。
その場で、違うと言えば、母ではなく祖母にたたかれたことだろう。
全く地獄だ。
そんな幼少期を経て育った私。
トモダチは自宅に呼んではいけない指令が出ていた。
いつも兄と二人だった。
兄は優しかった。
幼い私に何かと物を譲り、半分子にしたら大きい方をくれた。
外に出て、ヘリコプターの音に驚く私に「大丈夫だよ」と声をかけてくれた。
イヌの散歩も、自転車に乗るのも、木登りをするのも
いつも兄と一緒だった。
社宅から引っ越しをした後は祖母がすぐになくなり
平和な日々が続いた。
しかし、兄はいじめに遭うようになった。
物事をはっきり言えなかったし、田舎者だったから。
人を守る事はしても、自分を守る事はしてこなかったからか。
彼はいつも泣いていた。
私も辛かった。1年生だった私は3年生の教室前で泣いている兄を良く見かけた。
でも、私が手を出したらさらにいじめられる気がして。
私もなく事しか出来なかった。
私は強くなる事を決めた。
強くなるには、権力が必要だった。
皆の中心に立つこと。
中心人物のいう事は多く意見が通る。
私は負けず嫌いになった。
勝つことだけを考えた。
兄を守れない自分も嫌いだった。
兄が精神病になった今は、優しかった兄の影をみる。
変わってしまった。
もう戻らないのかと思うと、何よりも辛い。
恋もセックスも愛も知らない男。
結婚なんて天文学的な確立で ないだろう。
兄については私にも責任がある気がしてならない。
兄は恨んでいないのだろうか?
この馬鹿な親と祖母、そして私のことを。
自殺未遂の時は何を考えたのだろう。
熱かっただろうに。
1人で悩んだに違いなかった。
私も死んだことがあるから、良くわかった。
でも、兄には帰る所があった。
私は、親にすら気づいてもらえなかった。
ずっと一人だった。
君と同じ悩みがあった。
だから、年が離れた男に焦がれる。
父に認めて欲しかった事。
ほめて欲しかったこと。
「ありがとう」って抱きしめてもらいたかった事。
「うれしいよ」って言ってもらいたかっただけだった。
何故、言えないんだろう?
父には父がいなかったから?
父親のやり方が分からなかったのかもしれない。
じゃぁ母は言えなかったの?
色々考えた末に、思った事があった。
私の記憶には20歳の時の親に金をあげた。
その記憶が鮮明で、彼らの事がどうしても許せない。
しかし、彼らはどうだろう?
私との記憶がいいものばかりなのか?
幼い時にみんなでやったゲームや、
旅行に言った思い出の方が色鮮やかなのではないだろうか?
彼らは私の苦悩に本気で気づいていないのだとしたら、
私達はすれ違うのも無理はなかった。
少し、兆しがみえた。
私と彼らの記憶のみている 焦点がずれている事に気が付いた。
お気楽だから、仕方ないのかもしれない。
私の思いは全く届いていないに違いない。
でも、1つこわい事がある。
私は彼らが死ぬ時に 今までの事を伝えるつもりだ。
彼らが後悔し、謝る姿がみたいから。
もう時間が無くて、何も償えない事を悔いて死んでほしいから。
・・・しかし、言ったところでどうだろう?
彼らが「そう」
っって言うだけだったら、どうしよう。
私の最後の期待を裏切られる事の方が
恐ろしい気が最近する。
彼らは私が期待するほど、いい奴らではない。
「鬼」だ。
伝えた所で理解がないなら、私の今までの10年は
タダの何でもない空虚な事柄だ。
からっぽだ。
残念な家族には1つだって期待しない。
でも、今日はバレンタイン。
実家に渡すようにチョコレートを買った自分がいた。
何を期待しているんだろう?
もう、いらない人なのに。
私は弱い。
