ゼルダの伝説のネタバレを多く含むので、苦手な方はブラウザバックを推奨します。
ゼルダの伝説スカウォードソードは、ゼルダの伝説の時系列上最も古い時代に当たる物語です。
しかし、説明すると言ってもこれより前の『世界創造』の歴史についても触れておきます。
時のオカリナで語られた話ですが―。
その昔、力の女神『ディン』が大地を、知恵の女神『ネール』が秩序を、勇気の女神『フロル』が生き物を想像して世界を創りました。
そして三人の女神は『トライフォース』と呼ばれる、触れた者の願いを叶える聖三角形の秘宝を残して世界を去りました。
残された『トライフォース』は女神ハイリアという神さまが見守ることになりました。
というのが世界創造の大きな流れ。ここから先の話で『トライフォース』は超重要アイテムです。テストに出ます。
話はスカイウォードソードへと移ります。
スカイウォードソードの舞台は、空に浮かぶ島『スカイロフト』です。
この時のハイラルでは、スカイロフトの天空世界と、地上の二つの世界に分かれていました。
そもそも、スカイロフトの登場のきっかけは件の『トライフォース』にあります。
トライフォースを求めて、地上では魔物たちが暴れまわっていました。
女神は人間を大地ごと空に浮かべたのです。そして女神は魔物たちを封じました。
トライフォースは神の姿では使えないため、女神ハイリアは人間に転生します。
それこそが、このスカイウォードソードのゼルダです。
リンクという騎士学校に通う少年と、ゼルダは幼馴染でした。
ある日、ゼルダが嵐に呑まれ、地上へ落ちて行ってしまいました。
リンクは女神像でファイと言う名の剣の精霊に出会い、自分が女神に選ばれし勇者だということが判明します。
女神の剣を手にして、リンクは地上を冒険することになります。
リンクは、各地の神殿を周り、ゼルダを探すために奮闘します。
1;展望の神殿:フィローネの森の奥部にある神殿。
ボス:魔族長ギラヒム
ギラヒムは『終焉の者』の復活を企む魔族の長で、各地の魔物の指導者でもある存在です。
2;大地の神殿:オルディン火山の中腹に構える神殿。侵入者撃退用トラップが至る所にあります。
ボス:獄炎大岩ベラ・ダーマ
ベラ・ダーマは、侵入者撃退用トラップの一つである岩に、ギラヒムの魔力がかけられたことで出来上がった魔物です。
全身が固い岩と炎に囲まれている敵です。最終的には岩を剥がされ、砕け散りました。
3;ラネール錬石場:ラネール砂漠中央に佇む、時空席の採掘や加工をしていた場所です。
ボス:千年甲殻虫モルドガット
モルドガットは、プチガットという魔物が錬石場の砂の中で千年かけて成長した魔物で、サソリのような形をしています。
4;古の大石窟:ゾンビが徘徊する洞窟で、フロルの炎を守っています。
ボス:魔触神器 ダ・イルオーマ
ダ・イルオーマは、侵入者撃退用トラップの像にギラヒムの魔力がかけられてできた魔物です。6本の腕を持つ巨大な象。
5;砂上船:ネールの炎を守る船で、砂漠を怪しく徘徊しています。
ボス:古代怪獣ダイダゴス
ダイダゴスは、太古の時代から海を支配していた魔物で、一つ目メデューサのような魔物です。
6;古の大祭殿:オルディン火山の山頂にある神殿で、攻略度も高めの少し難しいダンジョンです。
ボス:魔族長ギラヒム
最初に戦った相手ですが、新しい技などを駆使してリンクに襲い掛かります。
7;空の塔:トライフォースが隠されている塔。
他のボスとして、大精霊ナリシャに寄生する『巨眼寄生種パラスパラス』という魔物もいます。
ラスボス:終焉の者
魔族の王と称される怪物で、ギラヒムが復活をも目論んでいた者。
髪は赤くメラメラと揺らめいて、巨大な大剣を手にしています。
終焉の者は、やがてリンクに倒され―。
『人間よ!我を凌駕せし強き人間よ!!・・・見事だ、だが覚えておけ、これで終わりではない・・・』
『我の憎悪は・・・魔族の呪いは・・・悠久の時の果てまで輪廻を描く。忘れるな!繰り返すのだ!!』
『お前達は・・・女神の血と勇者の魂を持つ者共は永久にこの呪縛から逃れられぬ!』
『この憎悪と怨念が・・・その権化が貴様らと共に血塗られた闇の海を永遠にもがき彷徨い続けるのだ!!』
と、また復活するとでも言わんばかりの言葉を残して消滅しました。
性格には、マスターソードに残留思念を残して消滅しました。
マスターソードは―。
女神の剣+フロル、ネール、ディンの炎=マスターソードという訳です。
と、いうことで。終焉のものが消え、贄として捧げられたゼルダも元に戻り、二人は大地に残り続けました。
そしてスカイウォードソードは終わりです。
今回のゼルダ(女神ハイリアの転生者)が、後のハイラル王家のルーツであり、初代ハイラル王妃です。
次回の時系列は『ふしぎのぼうし』
ゲームボーイアドバンスで発売されたゲームです。
ではまたお会いしましょう。