最初のご依頼は、
「小学1年生女児のお世話」というものでした。
簡単なメールでの打ち合わせをして一回目の面談のため待ち合わせ場所に向かった私を待っていたのは・・・
お父様でした。
「こういうパターンもあったかぁ~」
そりゃありますよね、ふつうに(苦笑)
すでにビールを飲んで待っておられたお父様でしたが、
私が着くなり挨拶もそこそこに私のビールとご自分の分のおかわりを注文して穏やかに微笑んでくださるのでした。
世間話、ビール、お嬢様の話、ビール・・・。
私の、緊張を、さりげなく、解きほぐしてくださる、
「神様」
だと思いました。
その後、「お迎えまであまり時間がないから」とさらに赤ワインと生ハムを注文し、
履歴書にザッと目を通され、
「まぁ、心配せずやってみてください」とひとこと。
こうして私のファーストシッティングが決まりました。
