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子どもの潜在的な力をグングン伸ばす「キッズポテンシャルラボ」

幼児教育・姿勢・素質分析の3人のプロが集まって生まれたサポート事業「キッズポテンシャルラボ」。3人のプロが、あなたの子どもさんが持つ素質を活かした成長をサポートします♪

来月8月23日(火)、大阪で親子のお茶会やります!!

 

今回は、素質分析や姿勢のお話もするのですが、皆さんの今の子育てで持っていらっしゃる、疑問だったり悩みだったりを、色々話し合ってみよう!みたいな感じなんです。

 

お子さんは0歳以上、おいくつの方でも構いません。

 

だからひょっとしたら、参加してくださっている方の中に、

 

「うちもこんなことあったわー!」

 

って方がいらっしゃるかもしれません。

 

ちなみに講師二人の子ども達は、全員中学生からもう就職している子まで♪

 

経験値を含め、専門家としてのアドバイスもさせていただきます。

 

 

幼稚園くらいになると、お母さん友達も増えてきますが、まだ小さいうちはお母さん同士の交流も少なかったりするので、お友達を増やしたい!という方も大歓迎です。

 

今回はしっかり聞いていただくセミナーという形ではありません。

 

ですからそれぞれのお飲み物代、プラス資料代で500円だけいただく形にさせていただきます。

 

もちろんお子様連れでも、お母様だけのご参加でもOKですよ!!

 

どうぞお気軽にご参加ください!

 

 

キッズポテンシャルラボ親子お茶会

 

日時  8月23日(火) 14:00~16:00

 

場所  Cafe FLEUR (カフェ・フルー)

大阪府大阪市中央区南船場4-10-21 大阪屋エコービル 2F  

 

   

 

料金  飲み物代実費+500円(資料代)

 

お申込みは以下のボタンをクリックしていただければ、お申込みフォームが開きますので、そちらに必要事項を記入して送信してください。

 

 

 

乳児であっても、子どもは自分の持って生まれた素質がちゃんと表れています。

 

もっともよく分かるのは2~4歳児くらいでしょうか。

 

先日親子セッションを受けてくださったBさん親子。

息子さんは2歳半なのですが、お母さんからこのような悩みを打ち明けられました。

 

「うちの子、小さいのに頑固で…。

なんでも自分でやりたがるんですが、うまくできないので手を出すとすごく怒るし、『お片付けしてね』と言っても、まったく聞かないし。

本当に、このままどんな大人になるんだろうと思って心配です」

 

 

息子さんは「完璧主義」の性格タイプでした。

そして、能力適正では「スペシャリスト」が高い。

 

スペシャリスト能力は、職人能力ともいわれているんですが、息子さんはその中でも「頑固職人」のタイプ。(そりゃ、頑固だわ…)

 

 

お母さんが心配する気持ちも、同じ母の立場として痛いほどわかります。

でも、息子さんは素質そのもので、今色んな学びをしているんですね。

 

なんでも自分でやりたがるのは、完璧主義の性格タイプの特徴です。

そして、手を出して怒るのは、小さいながらも自分でシュミレーションをして、段取りをつけているから。

 

お母さんが、「そういえば、よく独り言のように『次は○○~』とか言ってます」とおっしゃっていました。

ね、シュミレーションしてるでしょ?(笑)

 

お片付けをしないのは、まだシュミレーションが終わってないから、と考えられます。

 

でも、ひとつ気になったことが…。

 

 

「お母さん、○○くんが何かしたとき、褒めてらっしゃいます?」

 

「当然、よいことをしたときは褒めていますよ~」

 

「どんなふうに?」

 

「口でえらいね~、できたね~とか…」

 

 

実はこの完璧主義のタイプは、大げさなくらい褒めて褒めて褒めたおす…くらいの言葉を欲しがるんです。

 

やったこと以上の評価や感謝を受けないと前進できないタイプ。

 

そして、できないことがあると自分自身が一番イラ立つんです。

 

なので、「なんでこんなことができないの?」といった言葉はNGワード。

「頑張ったね~!ここまでできてすごいね!次はきっと全部できるよ」と、認めて頑張ったことを褒めてあげることで、次への意欲がパワーアップします。

 

お片付けをしないのは、シュミレーションが終わっていないからか、もしくは「やったところで、お母さんは褒めてくれない、片づけ方が悪いと怒るから嫌だ」と思っているかも知れません。

 

 

このタイプの子どもさんには、「~しなさい」とか「~してね」という言い方ではなく、最初に「お願いがあるんだけど、いいかなぁ?」とお願いしてください。

 

そうすると、大好きなお母さんのお願いを自分が叶えることで、いっぱい褒めてもらえる~と張り切ってやってくれますよ。

 

 

【素質分析担当:月野るな(家氏麻紀)】

 

 

 

今、私がレッスンさせていただいているのは幼稚園児から小学生まで。

 

昨日は小学2年生のお子さんのレッスン。


先週から「かさ」の勉強をしているので、引き続きそのレッスンの予定でした。

 

 

その子は前から、プチトマトを育てているというお話をしてくれていたのですが、昨日、

 

「プチトマト、3個がなってて、1個が赤くなったよ~。」

 

と報告してくれました。

 

「やったぁ!美味しそうだね~。」

 

と言うと、

 

「うん!5個に分けて食べるんだ!」

 

と言うのです。

 

 

え???プチトマトを5個に???

 

 

そう思ってよく聞いてみると、プチトマトのはずが、大人のこぶしくらい大きくなっているそうで。(笑)

 

「へぇ~、愛情たっぷりで育てたから大きくなったんだね。

 

で、どうして5個なの?」

 

と聞いてみると、自分、パパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃんで分けたいというのです。

 

優しいですね。(^-^)
 

 

それで、急きょ予定変更。

 

「そっか。じゃあ5等分に分ける練習をしておこう!!」

 

そう言うと、嬉しそうに、一生懸命取り組んでくれました。

 

 

「うーーーん。4個になっちゃう~!!」

 

「あれ、今度は6個になっちゃうよ。」

 

 

5個、難しいですよね。(笑)

 

色々やってみるのですが、うまくいきません。

 

でも、私は最初は絶対手を出しません。

 

まずは自分一人で考えてみることが大事だからです。

 

そして、それからレッスンをしていきます。

 

無事、5つに分けられたとき、本当に嬉しそうにしていました。

 

 

昨日もこんな風に、会話の中からレッスンに結びつきました。

 

でもこれが子ども達にとっては、とてもいい学びなのです。

 

テキストの問題を解くのも大事ですが、実際の生活の中で生まれた問題に実際に取り組んでみると、それは印象深く、忘れない体験になります。

 

 

お父様、お母様から、子ども達に何かを教えるときのコツはなんですか?とよく質問されます。

 

私はいつも

 

「まず、子ども達の頭のなかに?(はてな)を作ってもらう事。」

 

とお答えします。

 

 

昨日のお子さんは、まだかけ算、割り算は学習していません。

 

でも「トマトを5等分するって、どうやったらいいんだろう?」という疑問に対して、一生懸命自分の力で考えようとしたのです。

 

そこからの学びはとても大きいです。

 

子ども達はそういう風に、頭の中に?を作ると、びっくりするほど集中できます。

 

是非、まずお子さんの頭に?を作る、そして自分で考えさせてみるということを心がけていただきたいと思います。

 

【名古屋:幼児教育担当 新井鈴代さん】