ザック:本田、ちょっといいか?


本田:おれの扉はいつも開かれている。


ザック:みんな言う事聞かないよ!どうしよう?


本田:聞かない奴は外せば?


ザック:そんなことしたらメディアにめっちゃ叩かれるし、そもそも他にあんまりいい選手いないよ。


本田:じゃあどうする?


ザック:好きなようにやらせようと思う。


本田:それはヤバくない??


ザック:ヤバいよ!


本田:それ、いつするの?


ザック:W杯初戦。


本田:えっ!負ける気!!


ザック:初戦は、あえてね。


本田:おれは優勝したいんだけど!諦めたの?


ザック:諦めたらそこで試合終了ですよ。キリッ


本田:!!


ザック:大事な試合で、自分達のやりたい事をやりたいようにやって全く通用しなかったらどうなると思う?


本田:めちゃくちゃ落ち込む。。。はっ!?


ザック:そう、自分達の考えで通用しない事がわかったら、とうとうホワイトヘアーブッダこと私の出番だ。


本田:あの伝説は本当だったのか!?


ザック:すでにシュミレーションは出来ている。交代カード、そして最終的にパワープレイをするに至るまでの。。。



数日後。


ザック:本田!!テレビにヒント言い過ぎだよ!


本田:大丈夫、初戦負けたあと、メディアはこぞって批判してくる。そのための布石さ。

きっと誰も俺たちの作戦には気づかない。


ザック:おぬしも悪よの~



さあさあこんな会話があったかなかったかは分かりませんが、前置きが長くなりました。

国民・選手ともに失意から徐々に回復傾向にある今、前回がちょっぴりネガティブな内容だったので、切り替えて明るい話題を提供したと思って考えた前置きでございました。


それでは気を取り直して、

20日、W杯2戦目の相手はギリシャ。

2004年ユーロを制した勢いも今や昔。。。

ギリシャも同じくコロンビア戦で、弱点を晒してしまった。

スコアは3-0だが、弱くない。


プレースタイルは堅守速攻型。

DFラインを下げ、相手を向かえ討つスタイル。

コロンビア戦を見る限りでは、あまり前からつっかけてこない。

あえてボールを持たせる戦術を使う。

そういった部分では、日本らしいサッカーをする点においては結構やりやすい相手ではないだろうか。

ただ微妙なニュアンスの違いだが、ボールを持っているのか持たされているのか、ここがとても大事になってくる。

もし後者、持たされた状況が続けば、カウンターの餌食となり、悲惨な結果になるだろう。




ギリシャ戦も、従来通りの攻撃的サッカーをするなら、見ておくべき2点を紹介しよう。


まず一つ目、

象牙戦で、押し込まれ続けたサイドプレーヤーをいかに長い時間高い位置プレーさせ続けれるか。

香川・岡崎がいかにアタッキングサードでチャレンジできるか。

長友・内田のいかに高い位置で攻撃参加出来るか。

まずここがわかり易い重要なポイント。

理想は、本田・香川・長友の連携で左サイドを制圧し、岡崎とFWでゴール前に詰める、こぼれ球をボランチが狙えるように準備する。

この形が何度も続く様なら、確実に日本ペースと言える。


次に二つ目、

恐れずラインを上げれるか。

前回は、相手のスピード・突破を恐れて、ずるずる後ろに後退していた。

所謂、日本的サッカーをする上では、いかに我慢し、ハイライン・ハイプレスかつコンパクトに保つか。

FW・ボランチ・CBの距離に注目して試合を見ると、なんとなく良いか悪いかわかるんではないだろうか。


以上2点が、日本代表がやりたくても出来なかった象牙戦の反省であり、やりたい形だ。

従来通りのサッカーをするなら、この出来が試合を左右するだろう。


ただ、プレースタイルを変更してくる可能性も大いにある。

コロンビア戦を見る限り、ギリシャはボールを保持するのを苦手としている。

リトリートして引くコロンビア相手に、どうしようか迷うシーンは多々見受けられた、それはコロンビアの守備がいいのもあるが、ボールを捌けるパサー不在が大きな要因と言える。

それにより、したいサッカーが出来ないギリシャは、かなりリズムを狂わされている感はあった。

現在の日本サッカーは、高いポゼッションを維持した上でのパスサッカーを理想としている。

あえて、勝負にこだわり、理想を捨てるのならば、堅守速攻スタイルへの変更もありえない話しではない。

そのシステム変更においては、選手・監督共々、あまり戦術的違和感なく採用出来ると思う。

まさに理想と現実の間であろう。



色々な可能性について書いたが、おそらく攻撃的なサッカーをするだろう。

それを貫き、結果を出す事が日本サッカーの進化を証明することにつながるからだ。

そう上での最大の障害が、ギリシャ代表7番のサマラスだ。

ただデカイだけじゃなく、ドリブルもシュートもテクもそこそこある。

その彼をセンターじゃなくサイドで起用してくるという所がミソなのだ。

CBは、だいたいどのチームも競り合いが強い選手を起用している。

しかしサイドバックはそうじゃない選手が多い。

そこに、ロングボールをほり込み、起点とする。

いくら内田が、象牙戦、競り合いに勝ちまくったとはいえ、身長193cmのフィジカルモンスターには分が悪すぎる。

そこでおそらく起用されるであろう、森重などが釣り出されると相手の思うつぼだし、ほっとくと相手のリズムになってしまう。

なので、いかに精度の高いロングボールを蹴らさないためのハイプレスを行えるか。

さらに、象牙戦で日本がそうだったように、いかにサマラスに戻って守備をさせるか。

ここがまず右の攻防戦の醍醐味。

左も同じように、長友との身長差を考えて、ロングボール多様してくる可能性もある。

ただ、一部のメディアなどで、サマラスの身長に備えて、酒井宏樹を先発!なんて声もある。

それは、そもそもコンセプトぶれぶれ案なので、はっきり言って無しだ。

世界トップレベルのCB達に競り勝っている男に、ちょっと背が高いと理由でぶつけても、サマラスがちょっとやりにくくなる程度だ。

それに攻撃的じゃなくて、守備を受ける思考にチームがなってしまうため、悪循環に陥る。

セカンドストーリーとしての、堅守速攻プランで行くのならば起用するべきだが。。。


あと、ASローマ在籍の右サイドバック、トロシディスの攻撃参加。

ここは積極的に攻撃参加が予想される。

ここでも香川がまた、後方まだ戻らされるようだと同じ事の繰り返しになる。

右・左ともに押し込み、パスサッカーで勝利する。

それが日本代表の優勝への一歩となることを期待する。

でなければ、この御好評頂いているシリーズもこれが最終回となってしまう。

W杯視聴と仕事で、ブログ更新は非常に大変だが、是非、最低でもその5ぐらいまでは続けさせて欲しい。

その為にも必勝なのだ!ザックJAPAN