日本対ウルグアイ


日本代表先発


川島


酒井宏樹 吉田 坂井 長友


細貝  森重  田中


本田 皆川 岡崎


最初、メンバー表だけ見たらCB登録が3人!!で、まさか5バックか!?なんて思ったけが、さすがにそれは無かった。ちょっぴり残念。。。


個人的サプライズとしては、森重のアンカー、そしてJリーグでほとんど試合に出てない、坂井・皆川のスタメン抜擢。


この試合の見所としては、ザックジャパンと何が変わったか。そして、アギーレの理想のサッカーとは何か。

この2点だけ。

機能するかとか、勝敗とかはオマケ。

新メンバーも多いなか、ウルグアイ相手に結果を残そうなど、それはあまりにムシのいい話しである。

大事なのは、1日も早くチームをアギーレ戦術にフィットさすことなのだから。


結果は0-2

せめて1点取って欲しかった!!それが私の本音です。


で、この試合から読み取れるアギーレの意図とは!?

ここから私見で少し語ります。


まず、フォーメーションと選手を見て、攻守分業システムか?と思った。

パサー不在と守備的選手を複数起用。

キーパー含め、7人で守って4人で攻める。そんな印象を抱いた。

特にそれを感じさせる采配が、細貝のインサイドハーフ起用。

対人守備はなかなかだが、けっして中盤で気の利いたパスを捌けるタイプでもないし、攻撃参加で魅力的な選手でもない。

それを2列目で起用したのは、きっと本田の守備軽減が大きな理由だと思う。

まずこの考え方がザックと大きく違う点である。


上記の点から、おそらく攻めの中心は本田であるということなのだろう。


あとは、CB左に左利きと坂井を起用したので、後方からのビルドアップは攻撃のキーパーソンであることも感じられた。


で、試合で実際どうだったかというと、開始早々は、後方でどんどんパスを回している。

ただテクニシャンがいないため、結構あぶなっかしく感じ、どんどん川島まで下げる事が多かった。

こうなるなら、西川起用の方がいいじゃん!って開始10分ぐらいの感想。

ただ、思ったより皆川がいい!!

日本の長身FWは、アジアでそこそこ体はれても、世界の強豪相手となると、力負けしボールロストしまくっていた。

前田しかりハーフナーしかり。。。

そのへん皆川は、粗さはあったものの、なかなかいいポストワークをみせ将来性を感じさせた。

いったいアギーレは、限られた出場時間の皆川をどう発掘したのだろう??

この抜擢1つで、私のアギーレの評価はかなり高まった。

きっとベンチの大迫は、皆川の思わぬ活躍に奮えていたに違いない。

皆川の良さは、懐の深さやね。


で、話し変わって攻撃。

さて、試合を見ていた皆さんはどう感じただろう。

迫力を感じただろうか?それともゴールのニオイを感じただろうか?

惜しいシーンは少しあったが、手詰まり感がハンパなかったと思ったんではないだろうか。

それもそのはず、パサー不在・ドリブラー不在では、引いた相手を崩すには、ミドルシュートかセンターリングぐらいしか選択肢がないのだ。

肝心な選択肢のひとつ、センターリングも、サイドバックが全然上がれないので、幅、中の枚数共に苦しい状況が多かった。

じゃあなぜサイドバックが上がれなかったのか?なのだが、中盤に、キープ力があり、パスが捌ける選手がいないからだ。

パスが来るか来ないか、はたまた取られるのか。後方からのオーバーラップにこの迷いは致命的。

そうなると、前線で時間を創るのは、1列目の選手1択になる。

皆川が中央でキープしても、距離があるので上がり辛いし、もしパスミスしてカウンターとなったら。。。なんて思うと躊躇してしまう。

じゃあ、サイドの本田と岡崎がキープした時に上がるぜ!ってなっても、岡崎はそういうタイプではないし、そうなると本田しかおらず、相手も当然そこに人数をかけてくる。

他にも色々要因はあるが、ここで日本の数少ない攻撃パターンのひとつの機能がほぼ失われる。

内田がいれば少し変わったかも。。。

あと、捌ける選手がいないのでこれも当然だが、、CBからのロングボール、SBからのサイドチェンジがこ何度かあった。

アギーレのリアクションから察するに、これはどうやらアリなのだろう。

これは最初から決めてたのか、途中で、この中盤全然ボール回せんやないか!!ってなって決めたのか。それは不明である。




あと、岡崎と田中の相性もイマイチだったんじゃなかろうか。

ここは改善の余地があるので心配してないが、どうもプレーエリアがかぶっていて、お互い窮屈な思いをしていた気がする。

当然その被害は皆川も受けていたが。。。


守備

酒井宏樹、2失点とも絡んじゃったね。

まあCB初コンビと森重のアンカーなので、ある程度バタバタなのは予想していたが、4-4-2になってからは少しマシになった気がした。

やっぱり日本には、スリーセンターの文化がないのやもしれぬ。。。

ここも課題は多いが、初戦なのと、W杯での崩壊直後とあって個人的には将来性も考え、及第点をあげたい。


とりあえず、2列目はなんとかてこ入れをせねばならないだろう。

1列目がボール持った時のフォローが無さ過ぎる!!常に距離が遠かった気がする。

おそらく守備の事を言われていたんだろうが。。。

アギーレも日本人の言われて事をしっかり遂行するが、応用力の乏しさには焦ったに違いない!!



まだまだ完成には程遠いが、次のベネズエラ戦は、攻めのパターンと2列目の改善を少しでも見せてもらえれば、個人的には満足。

ザック色をある程度出せば、もうちょっといいサッカーが出来たかもしれないが、それをあえてせず、リスク覚悟で自分の哲学を貫いたという点も少し評価し、この先少し期待したい。

最後に、4-3-3のシステムを採用しているACミランとASローマの試合を、機会があったら是非見てもらいたい。

特にローマの方は、スリーセンターの強みが特に出ているので、見ててとてもわかりやすいと思う。

あのレベルに到達出来れば、ベスト8も夢ではなくなってくるだろう。


以上、初戦の印象走り書きでした!!