7月8日 土曜日6時

 

ちょっと副収入があって何とかく出雲大社に行きたいなということで決めた旅行

子供たちには当日までこの話は黙っておいた

朝、母親に起こされ今日の旅行を告げられたリアクションはなかなか見応えあったので、またどこかのタイミングでするかもしれない

さて、松山は晴れ

とても良いお出掛け日和だ

しかし今から向かう島根県は線状降水帯がぶち当たり大雨予報

あくまでも予報だしなとカッパを車に詰め込み目的地へ出発した

 

7時家を出る

 

急いで支度して出たため朝食を食べそびれる

しまなみ海道手前のマクドナルドにて朝マックしておく

マクドナル前のパチンコ屋はいい台を取るために大勢が並んでおり、日本の平和を感じ愛媛を立つ

 

島根までノンストップといきたい所だが、広島県三次市にある「もちのえき」が気になってたので寄り道

広島に4年住んでいながら三次市は一度も行ったことがない。

中心部は、愛媛で言う内子、山口県でいう萩に雰囲気が似ていた

レトロながらこれから街を盛り上げていこうぜ的な気概を感じるとてもいい街だ

目当てのもちのえきには駐車場がなく、三次もののけミュージアムの駐車場(無料)を利用するのを推奨されていた(多分)

レトロな雰囲気の道を抜けていくと、そこから徒歩3分ぐらいでもちのえきに着いた

独特な店内で、抜け道としても機能してて、一旦ここには用ないんですよ的な雰囲気出してみたが、通り抜け全然OKですよという満面の笑顔で対応されたのでくだらない駆け引きはやめてすぐ注文することにした

色々気になるメニューはあったが、朝マックしてから2時間ぐらいなので、みたらし団子セットとかき氷1個のみに

 







かき氷が5人で争奪戦になったので瞬殺だった

 





ここでもアパレルが売っていたが、端っこの方にディスプレイされていたので多分全然売れてないと思う。

仲間!!だよね?

他には食器がディスプレイ販売されており、こちらは個性的な仕上がりでとても売る気を感じた

旅の初っ端で散財するわけにもいかずここは見送って近隣を散歩する

すごい小さい商店街だがとてもいい雰囲気で、なんか応援したい気持ちになったのでミュージアムの有料エリアに行ってお金を落として帰ることに

 

展示スペースがとても広いわけでも、展示物がめちゃくちゃ多いわけでもないが、妖怪という空想のコンテンツを扱ってるだけあって、エンタメ性がとても高く、大人も子供も楽しめる値段以上に価値ある場所だった

チームラボとコラボしてるのがさらにGOOD

 









もう少しゆっくりしたい所だが、次の目的地「石見銀山」へ

 

島根に近づくにつれて天気が悪くなってくる

どうやら出雲大社付近は冠水しているようだが、石見銀山の方はまだ傘持って行こうかな?ぐらいのレベルだった

 

銀山を巡る方法は、徒歩・レンタサイクル・カートの3つがあり、徒歩は約45分・自転車約25分だったので迷わずカートを選択

カート乗り場がわかり難くちょっと迷うのだが、そうこうしてるうちに雨足がどんどん強くなる

しかし様々な旅先で雨を喰らってる我々にとっては日常に出来事すぎて、ディズニーで買ったカッパの元が取れるぜ!ってな感じで、アトラクション待ちのように家族5人カートを待った

 





雨除けのためカートはビニールで囲われており、景色は見れないわ蒸し暑いわで最悪

さらにさっさと上まで連れてってくれるのかと思ったら、ゆっくり解説しながら上がるそうで25分ほどかかると

この蒸し風呂状態の25分はなかなかの修行だった

上に着いたら着いたで雨の勢いは一層増しており、とても子連れで観光するテンションではなかったので、すぐカートに乗って引き返す洗濯をした

が、乗り場は5分ほど下ったとこだとのことで、観光地ならではの厳しいマニュアルがあるのだなと察した。

 



苦行のカート往復で2700円ほど失ったが、せめてちょっと下町の様子だけ見ておきたかったので途中で止めてもらい、しぶとく観光を継続

15時、タイミングが合わず昼飯を食べそびれて腹ペコだったのでパン屋in

大雨で客足がここから伸びないと判断した店主が2個追加でサービスしてくれた

判断力のある粋な店主である。

しかし我々は、晩御飯を考えあえて1人1個という作戦を取っていて、更にすぐ食べるつもりで袋ももらってなく、色々計算通り進まないチグハグな状況となっていた

パンはおいしかったよ

 



食べたら食べたで喉が渇いたので、パン屋の隣のまちを楽しくするライブラリーで茶をしばくことにした

店内は当然カッパの置き場がなく、それにより入店に気が乗らない奥さん

しかし洒落た空間だったので、絶対中に入ろうと心に決めていたので店員さんの声掛けを待っていた

しかし一向に声はかからない

びしょ濡れすぎて歓迎されてないのかな?と思ったが、俺たちの前に濡れた客が出てきたのを見ている

子供の絵本コーナーみたいなのもあるし、子供NGということでもなさそう

ということで勝手にカッパを外の邪魔にならない所にかけて奥に進み注文する

どうやら学生が運営してるようで、対応はするが接客はしないというちょっとビジネスマンっぽい偉そうな感想を持った

ただ思った通り空間とディスプレイは素晴らしく、ゆっくりくつろぐにはもってこいの場所だ

ここもオススメしたい

 





雨が強すぎてこれ以上観光する気になれないのでとっとと旅館へ

 

16時30分ごろ到着

 

こぢんまりとした老舗旅館で、車を横付けして雨に濡れずに突撃できず四苦八苦してるとタイミングよく店員さんが発見してくれて傘さして誘導してくれた

車を止める場所が川の側で、激しく波打つ濁流を見て不安になったが、車がどうこうなる時は避難してる時かと諦めて従った

ご主人にカッパ干せるか?と聞いたら無理とのことで、そりゃそうだよなと思ってたが、ダメ元で傘さしてくれてる店員さんにも聞いて見たら預かってくれた

これはとても助かる

 

17時から貸切風呂→18時半から夕食→就寝という流れ

 

貸切り風呂は外気浴スペースがあり、雨に打たれ濁流を見ながらキメてみようと試みたが、今のおれのではまだそのレベルには到達出来なかったが、でっかいカエルがいたおかげで子供たちが入って来なかったのでかなりゆっくりできた

自然豊かっていいことだね

 

食事は結構広めの和室で、おもてなし感をとても堪能できる良い雰囲気

子供達には甘鯛が人気だった

 

 





さて明日は6時半から一番風呂→朝食→出雲大社というプラン

ということでさっさと寝る