よくサポート詐欺にあった方から相談を受けます。

みなさん、今までどうして詐欺画面を表示するような行為をするのだろうと不思議に思っていました

普通の人がそんなに変なサイトを閲覧するはずがないのです

そこで、いろいろと試してみました

やっと理由がわかりました。

みなさん、おかしな操作をしていないのです。

ブラウザでまともなサイトを見ていて、気軽に画像をクリックすると「サポート詐欺」サイトに行くことがあります

「まともなサイト」これが問題！

サイト自体は正常ですが！

サイトが小金を稼ぐため、google広告を表示するように設定しているのが問題です

この設定をするとサイトではランダムに広告のためのリンクが表示されます

詐欺を行う人が、google広告を悪用しています。

広告に詐欺サイトを表示するリンクを入れているのです

私もgoogle広告を載せている多数のサイトを閲覧してみました。

１００回ぐらい広告をクリックしてきたら、ちゃんと詐欺サイトが表示されました

解説

サイトでgoogle広告を表示していると、サポート詐欺のサイトへ誘導する画像が表示されることがあります。

特に多いのが青で「次のページ　→」の画像が表示されているところです。

ここをクリックすると、別のサイトに移動します

「次のページ」は一般的にホームページ内の別のページに移動するはずですので押しやすいです、

別サイトに移動するのは悪意があります

広告はリンクするたびに変わりますので、次回は詐欺サイトに行きません

いろいろ試してみると、結構高い確率で、詐欺サイトに誘導されます

さあ、転ばぬ先の杖は

サイトに表示される画像に注意

画像にマウスを持っていくと、ブラウザの最下部にURLが表示されます。

これがとても長いです。

リンクのアドレスをコピーして、メモ帳に貼り付けてみます

URLを見つけると

これならいいですが

ドメインが cn,xyz,tvなどならば変なサイトに誘導される恐れがあります

サポート詐欺の功名な手口 google広告を悪用