キドラの憂鬱と微笑 -154ページ目

キドラの憂鬱と微笑

施設の介護の事 特に 認知症ケアの事
自分史 振り返り
ファンタジー文学

映画祭最終日の第1作目は

ジャンユンカーマン監督の

「沖縄 うりずんの雨」でした。


昨年公開された映画です。

「夢の間の世の中」と

この「うりずんの雨」は2回目です。

映画祭の中で

この映画が少し違うのは

個人や複数の人をテーマとして

ターゲットにしているのではない所です。

でもこの映画祭の中のプログラムに

おさまると

沖縄・琉球が単なる地域ではなく

そこで生きる人々の

日々の営みと、より理解されます。

擬人化というと

平板に聞こえるかもしれませが

そんな感じを受けます。

うりずんとは梅雨前の

爽やかな季節をあらわすそうです。

つまり時期としては沖縄戦の頃なのです。

それゆえこの頃になると

精神的にすぐれない方が多くなるそうです。

タイトルになった短歌は

「うりずんの雨は

   血の雨 涙雨

   礎の魂

   呼び起こす雨」

なんと激しい気持ちの歌でしょう。

体の奥底から響く平和の希求です。

映画は

ペリーの頃からアメリカは

極東戦略の拠点として

琉球を考えていたところから始まります。

戦後その野望をはたし琉球を占有し

日本はそれに協力します。

返還後も結局内情は変わりません。

この映画は

米軍側のインタビューもあります。

性暴力をふるった側の1人の元軍人の

インタビューも行っています。

上映後もユンカーマン監督は

参院選後の高江ヘリパッド建設再開と

映画以後の事も語られていました。


先ごろ(映画祭以後ですが)

国が訴える辺野古の訴訟で

福岡高裁は不当判決を下しました。

こんな沖縄差別をいつまで続けるのか?