「日の丸」「君が代」は嫌いです。
日本が好きかと問われると
実はあまりわからないのです。
大戦中の軍国主義から戦後、現在とつらなる
歴史の中で
決して許されるものではないものも
多くあります。
戦後の復興というものにも
懐疑的な面もあります。
その中で時の権力に抗いながらも
自分の仕事を全うした人を知ると
嬉しくなり、
少しでもこんな日本人になりたいと
思うのです。
布施辰治弁護士を知った時も
その感覚でした。
もう絶版かもしれませんが
ご子息の著書になる
「ある弁護士の生涯」という
岩波新書があります。
1919年3月1日、
朝鮮独立宣言書が発表され
大運動が起き、
それに対する弾圧も激しくなり
布施はその弁護をしながら
朝鮮に渡り
朝鮮総督府政治への痛烈な批判を展開。
普通選挙運動や造船所争議などに奮闘。
1923年9月1日の
関東大震災下における
朝鮮人たちの虐殺事件の真相を
明らかにさせる闘い。
1926年大逆罪をでっち上げられた
朴烈、金子文子の弁護に立つ。
これらの活動に対し
権力の側の攻撃も激しく
ついには治安維持法違反で投獄される。
戦後も三鷹事件で弁護団長を務め
松川事件・メーデー事件弁護にも関与。
2010年には池田博穂監督による
「ドキュメンタリー映画 布施辰治」が
あります。
