こんにちは‼キドックスシェルター部です

本日はキドックスに新しくやって来た保護犬「幸子」についてご紹介いたします

名前　幸子

年齢　４，５歳

性別　女の子

体重　８，７㎏

幸子がキドックスに来るまでの経緯を職員の方に確認したところ、外で迷っていたところを警察に保護されたと聞きました。

その時首輪がついていたそうですが、その他に幸子が保護された時の状況は分からないようです。

そして幸子は、昨年の１１月１９日にしし丸と共にキドックスにやって来ました

しし丸の記事はこちらからご覧いただけます(^^)/

そんな幸子についてハンドラーにたくさんお話を聞いてきましたので、お伝えしたいと思います

ちなみにハンドラーとはキドックスでは、その日保護犬のお世話やトレーニングを行う人のことを指します。

まず幸子の性格についてハンドラーは、あまり落ち着きがなく（笑）、元気でやんちゃだと話していました。

落ち着きがない面として、散歩の際に外に出るとハンドラーの周りをくるくる回ることが頻繁にあるようです。

こちらがその様子の写真です

写真を撮影していた時には、ハンドラーの周りを時計回りに回っていました。

この行動についてハンドラーは、散歩に行くことが嬉しくて早く前へ進みたい気持ちから回っているのではないのかと話していました。

また幸子は散歩中、他犬を見た時にも回ることが多くあるようで、幸子はその時他犬と遊びたい気持ちでいるが散歩の時間だということもあり、遊ぶことが出来ないのでその気持ちを落ち着かせるために回っているのではないかとハンドラーは思っているそうです

そして幸子は散歩中、楽しそうな時でも怖がっている時でも前へ引っ張るとのことです。

幸子は走っている車が苦手なようで車が幸子の近くを通ると怖がり、前へ逃げようとするそうです。

また、車が通らない時は散歩をとても楽しんでいる様子で、早く前へ進みたいという気持ちからか、前へ勢いよく進んでいくようです。

ハンドラーは幸子は楽しそうな時も、苦手な車に遭遇して怖がっている時もどちらも前へ強く引っ張って行くと話していました

そんな幸子には、トレーニングの時などにオヤツを使うことが出来ません。

幸子は自分が食べているところを邪魔されると人の手を咬む可能性があるからです。

例えば幸子がご飯を食べている時に、ご飯が入っているお皿を触ったり、幸子の側に手を置いてしまうと自分の食べ物を獲られると感じ、その手を咬もうと威嚇行為をします。

そしてトレーニングの際は、幸子へご褒美のオヤツを渡そうとした時に誤ってそのオヤツを床に落とし、それを拾おうとした時などは手を咬まれる可能性が高いのでオヤツを使わないようにしています。

幸子の食事中は人側が幸子を観察しながら接してあげることが必要になりますが、人側の対応がしっかりとしていれば幸子が自ら意図的に咬もうとすることはありません

こちらは、散歩中にオスワリをしようとしている幸子の写真です。

幸子はまだハンドラーの指示だけでオスワリをすることが出来ません。

なので、ハンドラーが「オスワリ」と指示を出しながら幸子のおしりをおしてオスワリのトレーニングをしているそうです

ご褒美にオヤツを使うことが出来ないので、幸子が指示を聞くことが出来た際はしっかりとハンドラーが褒めるように心掛けているとのことです

こちらは、幸子がマテのトレーニングをしている様子です。

ハンドラーがオスワリと指示を出しながら幸子のおしりをおして幸子が座った後にマテの指示を出します。

幸子は時折ハンドラーに意識が向かないこともあるようで、マテは幸子にとって苦手なトレーニングだそうです。

ですがハンドラーは幸子の意識が自分に集中していない時は、幸子の名前を大きな声で呼んだり、マテの時に出す手のひらを幸子に少し近付けるなど工夫をしていました。

またハンドラーはこれからの課題として、まずはハンドラーの指示だけで幸子がオスワリをすることを目標としていると話していました。

こちらは、幸子がブラッシングをしてもらっている写真です。

ハンドラーに幸子が好きなことを聞いた際、ブラッシングをされることが１番に挙がりました。

ブラッシングをされている時の幸子は、とても気持ちよさそうに目を細めていてリラックスしている様子でした

下の写真のおしり付近や、その他耳の付け根、胸部分など、どこをブラッシングされていても心地よさそうにゆったりとしていました

他には散歩に行くことと人に撫でられることが好きなようです。

ハンドラーは朝散歩に行く際に、犬舎から幸子を出そうとした時の嬉しそうな表情や、幸子が喜んでいる様子で外を駆けずり回っている姿がとても可愛いと話していました

そして幸子はキドックスのプログラムの休み時間に、人に気持ちよさそうに撫でられて過ごしていることもあるのですが、同じくらいおもちゃで遊ぶことが好きな様子も見られます。

こちらは幸子がぬいぐるみをかじっている写真です

こちらはしし丸が遊んでいる骨付き肉のぬいぐるみを幸子が狙っている写真です🍖

どうにかしし丸から骨付き肉のぬいぐるみを手に入れようとあらゆる角度から狙っている幸子です🍖（笑）

ちなみに幸子は脇の部分をよくかいてしまい、その部分が炎症を起こしてしまっているので皮膚を守るために洋服を着ています。

ケアなどは洋服を脱いだ状態で行いますが、基本的には着ているので洋服は幸子のチャームポイントの１つになっています

最後にハンドラーに幸子と接する上で気を付けていることを聞いた際、「まだ幸子の担当になって日が浅いのでなるべく怖がらせないように幸子の目をじっと見ないように心掛けています。」と話していました。

犬の目を見つめるという行為は、信頼関係のある犬に対しては意思疎通の意味を持ちますが、そうではない関係だと犬は人に対して攻撃される、敵意があると感じてしまうことが多くあり、不安になりやすいそうです。

なので、幸子はまだキドックスにやって来たばかりということもあり、出来るだけ不安にさせないように気を付けているそうです

以上でキドックスの新入り犬「幸子」の紹介を終わります

興味のある方はぜひ里親募集要項をご覧ください

こちらからご覧いただけます(^^)/

新入り保護犬「幸子」