何とも信じ難い中国メディアの報道だが、これを字義通り受け取る者がいるのだろうか。中国空軍機が、東シナ海に設定した防空識別圏に侵入した航空機に向けてスクランブル発進をかけたというのである。
中国空軍の能力については、一般に流れる情報があまりに少ないので、それを正しく評価することは困難であるのだが、諸々の情報から分析を加えるならば、まず、このようなことはあり得ないということだ。
中国空軍のパイロットは、訓練の度合い、つまり飛行時間などの練度が十分ではなく、雨天の場合はそれが少雨でも着陸はおろか発進さえ危ぶまれると言われているし、主力戦闘機である殲15Jはエンジンに難点があって緊急発進ができないとみられている。
そもそも、中国軍のレーダーが最近、設定した防空識別圏へ侵入した航空機の識別ができるかどうかも疑われているのが現状なのである。
そして、この報道では、どこの空軍基地からスクランブル機が発進されたのかも明らかにされる、その防空識別圏に侵入した航空機がどこのどのような機種であるかも明らかにされていない。というか、スクランブル発進が為されていないので、それができないというのが真実であろうと筆者は考えている。
まさに、この報道は中国の国内向けのプロパガンダで、何も目新しいものはない、と思われる。
こうしたあ中国政府によるプロパガンダ報道が頻繁に発せられているが、この多くが国内向けと考えて良いと筆者は考えている。
つまり、このことは、そのまま中国国内の情勢が不安定であることを物語っているのだと考えて、ほぼ間違いないようだ。
( この記事を参照)
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