【外構工事の見積もり依頼から学んだこと】

先日、外構工事の見積もり依頼をもらいました。
最初はメールで仮見積もりのための情報をいただき、その後現地で打ち合わせしてきました。

予算と希望内容

お客様からの希望はこんな感じ:

  • 予算:200万円くらい

  • やりたいこと
    ・コンクリート駐車場
    ・2台カーポート
    ・タイルデッキ
    ・人工芝
    ・フェンス(予算内で可能であれば)

「それじゃあ、土地の寸法教えてください」とお願いしたら、

  • 駐車場:11m × 15m

  • 人工芝:建物から23.5m

  • タイルデッキ:約6畳

うーん、これを見たとき「200万円じゃ無理だな〜」とPCの前で思わず吹き出してしまいました(笑)。


■ 見積もりの現実

駐車場のコンクリートだけでも 165㎡、材料費だけで約40万円。
そして、掘削や施工費を入れると…予算オーバー確実!

人工芝は 247㎡ の広さで、最低限の施工方法でも結構な費用がかかります。

さらに、タイルデッキやカーポートも入れると… 500万円でも到底足りません。

敷地は11m×47mで517

言われた内容を当てはめたら1000万弱になりましたので

土地の三分の一約50坪敷地を例として仮見積りをお作りしました。これが約350万(施工内容は希望のもの)


■ その後、気になったこと

打合せ時に予算が400万くらいまでと言う事に

土地の形や周りの状況を確認したところ、
隣が畑、裏に水路、右隣は私道…となかなか複雑な場所

加えて、水害リスクについても話しました。
その土地は 水害想定地域Lv2 に該当していて、過去にも浸水被害があったこともある場所。
周りの新築はみんな宅盤を上げてるのに、HM(ハウスメーカー)さんが何も言わないのは不安…。


■ その後の展開

しばらくして、お客様からこんな連絡が。

「HMに言われて、造成工事は外構工事の一部だと言われた」
「知り合いの外構屋さんを紹介された」
「境界工事は1本分埋める形で十分、予算内でやりましょうって言われた」

正直、水害リスクを気にしていたお客様が、ハウスメーカーの言われるがまま進めるのを見て驚きました。

農地転用した土地で隣地畑への影響も考慮しない

水害リスクが高いのに、宅盤も上げずに進める…

これはちょっと怖い…。


■ ハウスメーカーさん、お願い

水害指定地域で農地転用された土地に、宅盤を上げずに進めるのは危険じゃないですか?

近年、ゲリラ豪雨や線状降水帯などで、水害がいつ発生してもおかしくない時代です。
利益優先も大事だけど、お客様が後悔しないように真摯な対応をお願いしたい…。


■ 最後に

今回はご依頼を受けられなかったけど、
お客様にはしっかり後悔のない家づくりをしていただきたいと心から思っています。
もし他にも不安なことがあれば、またいつでも相談してくださいね。