糖尿病のうそ 

シリーズ第10 回

意志が弱いから・・・
食べることをがまんできない
甘いものを食べてしまう

本当にそうなのでしょうか?


連載:第10 回

Q: がまんできない理由・やめられないしくみとは、どんなしくみですか?

A: それは、「コップのしくみ」です。

解説:
糖尿病は、表面上は体の病気です。けれども、糖尿病の本当の姿は、心の病(病という言葉は適切でないかもしれません)です。ストレスの病です。

それでは、ストレスとは?

ストレスとは、緊張や感情です。

人間をコップだとイメージしてみましょう。

コップの中に、感情や緊張がたまっています。そして、増えたり減ったりしています。

コップの中の感情や緊張があふれると、身体や心に症状が現れるように、プログラムされています。時には、行動として現れることもあります。

あなただけが・・
私だけが・・

食べてしまうのではありません。

感情や緊張がコップからあふれると・・

身体や
心に
症状が
必ずでてきます。

人によっては、
行動を押さえられなくなります。
衝動的に行動します。
甘いものを食べます
間食をします
過食をします
タバコを吸いたくなります
お酒をのみたくなります
買い物をしたくなります

感情や緊張がコップからあふれた状態、
コントロールできない状態が、
糖尿病を創り出します。

感情や緊張がコップからあふれた状態で、
いくら食事をがまんしようとしてもがまんできません。

必ず食べてしまいます。

これが、みんながもっている
「コップのしくみ」です。

つづく