病院では決して教えてくれない「糖尿病の治し方」

連載:第5回


皆さま、
こんばんは。

現代社会・現代医療では、「糖尿病」をどんな病気(存在)と認識しているのでしょうか?

糖尿病は、尿が甘くなる病気でした。
糖尿病は、血糖値が高くなる病気でした。
糖尿病は、「インスリン」が分泌されなくなる病気でした。
糖尿病は、「インスリン」の効果が悪くなる病気でした。

もう少し、時代が進んで、科学(化学)技術が進歩すると、糖尿病の捉え方も進歩(変化)してきました。


Q:糖尿病とはどんな病気なのでしょうか?

5. 糖尿病は、「インスリンの分泌低下」と「インスリン抵抗性」が混じった病気です
こうして、糖尿病とインスリンが関係していることがわかりました。そして、日本人は、元来インスリンの分泌力が西洋人と比較して少ない(弱いこと)がわかってきました。インスリン分泌が少ない(弱い)ことがベースにあり、食事の西洋化(白砂糖の過剰摂取)で、肥満がふえたこと、西洋化した食事のため、インスリンの分泌が今まで以上に必要になったこと、肥満のため、インスリンの効果が悪くなること、都市化にともない運動量が極端に減少していることが重なり、日本人では糖尿病の方が急増しています。そして、ほとんどの糖尿病の方では、「インスリン抵抗性」と「インスリン分泌低下」が混在しています。糖尿病の治療においては、炭水化物(糖質・白砂糖)の摂取量を減らして、インスリン分泌の負担を減らしてあげることが必要(重要)となってくることがわかりました。