病院では決して教えてくれない「糖尿病の治し方」

連載:第4回


皆さま、こんばんは。

現代社会・現代医療では、「糖尿病」をどんな病気(存在)と認識しているのでしょうか?

糖尿病は、尿が甘くなる病気でした。
糖尿病は、血糖値が高くなる病気でした。
糖尿病は、「インスリン」が分泌されなくなる病気でした。

もう少し、時代が進んで、科学(化学)技術が進歩すると、糖尿病の捉え方も進歩(変化)してきました。


Q:糖尿病とはどんな病気なのでしょうか?

4. 糖尿病はインスリンの効果が悪くなる病気です
よく調べてみると、インスリンは分泌されているのに血糖値が低下しない方がいることがわかってきました。特に、肥満の強い方によくみられました。
そこで、インスリンが分泌されているのに、なぜ血糖値が低下しないのかが調べられました。そして、インスリンの効果が悪くなっていることがわかりました。インスリンが分泌されていても、思うように血糖値がさがらないのです。これを「インスリン抵抗性」と呼びます。
さらによく調べてみると、インスリンの働きを阻害するホルモンが、身体に過剰に蓄積した脂肪組織からでていることがわかりました。
例えば、普通の方では、インスリンが「100分泌」されると、血糖値が40低下するのに、糖尿病の方では、インスリンが「100分泌」されても、血糖値が10しか低下しない、つまり、インスリンの効果が4分の1程度に低下しているのです。