9月23日21時頃、パイブーン先生が亡くなりました。
最高の師匠でした。
自分にとっては、父でもありました。
さっき、兄弟子の高津さんと米田さんと集まって、話をしてきました。
話をしていて思ったことは、やっぱり先生は偉大な選手、そして偉大な人だ!ということと、みんな先生が大好きなこと。
練習ではとんでもなく恐ろしい先生だったけど、誰よりも自分たちを愛してくれていました。
先生、本当にありがとうございます。
先生の息子のサダムが、
『父は、もう痛い思いをすることもない、金を稼ぐことも我慢することもない、健やかなところへ行きました。』と言っています。
先生に何の恩返しもできなかったことが本当に悔しいです。
先生にベルトを見せたいってずっとずっと思ってた…チャンスはあったのに、自分の力で掴めなかった。
自分がチャンピオンになったら、絶対誰よりも喜んでくれたはずなのに。
先生ごめんなさい。
あと、先生から一度逃げました。
後悔しています。でも、あの時はそうする以外に自分を立て直せなかった…
先生、本当にごめんなさい。
10年前かな、
先生『オオハマかわいそう』
わたし『なんでですか?』
先生『オオハマ、お父さんいない、お母さんいない(いや、いますが)友達いない、男いない(おい!)、頭悪い、顔悪い、弱い、かわいそう!』
わたし『先生ひどい!でも、かわいそうだから、優しくしてください!!』
先生『オオハマ、お父さんいない。先生がお父さん、いいよ』
先生のこと親父だと思っていいんでしょ?
先生ありがとう。
今年の夏は数分しか会えなかったけど、昨年10月、11月とパタヤで先生に会えたのは最高の思い出です。
地獄のミットも持ってもらえたし!
先生、安らかに眠ってください。
何十年後かに、自分が先生のところへ行ったら、またミットお願いしようかな。
先生、お願いします!
前向きに。
返り血を浴びた先生 雑誌の表紙