こんばんわ。今日のありがとうは「湊かなえ」です。
今日は僕の趣味である小説を読むことに関して話そうと思います。
僕はいま「湊かなえ」の「未来」という小説を読んでいます。
このあいだ書店に立ち寄ったとき、入り口入ってすぐのところにこの小説がズラーっと並んであって、「湊かなえ」の小説が好きな僕にとっては手に取らない理由がありませんでした。
ここで少し昔の話をしますね。
僕が小説を読むようになったきっかけは大学入試です。僕はずっと国語が苦手で、大学入試でもセンター試験で200点満点中80点しか取れなくて、そのせいで志望校に落ちたといっても過言ではありませんでした。あまりのできなささに、さすがにこのまま国語が出来ないでい続けるのは情けないと思い、本を読み始めることにしました。その最初のとっかかりとして読んだ小説が「湊かなえ」の「リバース」でした。それがすぐドラマ化されることも相まって、小説を読むことが楽しいと思うようになりました。小説ブームは半年くらいしかなかったですけど、その間は生活が豊かになったのは事実です。それから3年くらい過ぎて再び小説ブームが来ました。今読み続けて8か月くらいで、多いときは10冊ほど読んだ月もあったくらいです。
そして、現在、書店で衝動買いしたこの小説は、いじめや家庭環境の問題などを登場人物の心境や目線から直接的に書かれている内容になっています。
この小説を読んで僕は、湊かなえという筆者は世の中に在る真理を登場人物の心のフィルターに通して読者に伝えようとしているのではないかなと思うんです。今日読んだ文章の中にこんな言葉がありました。「人は本音を言わなくなった。何不自由なく暮らせているのに、不幸かと聞かれれば不幸と答え、食べるものが買えているのにお金があるかと言われれば貧しいと答える」(本文そのままではない)
これって、世の中の真理だなって。ほんとにそう思います。そりゃ多少のストレスはあるかもしれないけど、生きていられる状況にあるだけで幸せだし、貧しくないはずなのに、後ろ指立たれないように自分に嘘ついて、みんなで口裏を合わせるように見えない決まりに従っているなと思います。でも、僕もそのうちの一人なんですよね。だから、これからはちゃんと今ある状況に向き合って、ないものを探すのではなく、あるもの、いてくれているものに対して感謝して胸を張って「これがあるから幸せです!」っていえる強い大人になりたいです。この小説を読んで少しだけ心の中でそう宣言することが出来ました。「湊かなえ」さん、ありがとうございます。