世界陸上に出場する選手の壮行会が行われました。


しかし、そこに右代選手の姿がありません。


どうやら内定取り消しだそうです。



そもそもなぜ右代選手は内定取り消しの事態になってしまったのでしょうか。

詳しく考察します。


右代選手は世界陸上参加標準記録を突破していませんでした。
が、今年のアジア選手権、日本選手権の優勝で派遣すると日本陸連は定めていました。


しかし、実際、世界陸上要項によると、

大陸選手権優勝で参加権利を獲得
(ただし、フィールド種目、混成種目はtechnical delegatesの承認が必要)


と、書かれています。


つまり、technical delegatesの承認が得られずに、内定取り消しということになってしまったのです。


日本陸連の派遣基準が間違っていたことになります。

アジア選手権優勝+日本選手権優勝 =代表内定

ではなく、

アジア選手権優勝+日本選手権優勝+technical delegates の承認 =代表内定

だったということです。


おそらくですが、日本選手権優勝すればtechnical delegatesの承認が得られると日本陸連は考え、派遣要項に日本選手権優勝の条件を足したのだけれど、
それだけでは参加権利を必ずしも獲得できるとは限らない。

ということですね。


なにはともあれ、気の毒ですが、
右代啓祐は日本の偉人です。
間違いなく教科書に乗る人物です。


今後も1ファンとして活躍を期待しております。