この記事では、陸上競技を10年ほどやった私が、本日行われる富士北麓ワールドトライアルに出場する注目選手を紹介します。

敬称略で書かせて頂きます。ご了承ください。

用語説明
PB=personal best 自己ベスト記録
SB=season best 今季自己ベスト記録
インビテーション=世界陸上参加標準記録突破者が想定より少ない場合、参加標準記録圏外で実績を考慮し、世界陸上に招待する制度

まず、100m
男子
世界陸上参加標準記録に現実的であると言えるのは
多田修平(住友電工)
ケンブリッジ飛鳥(NIKE)
坂井隆一郎(関西大学)
特に坂井選手に関しては今季自己ベストを大幅に更新し、最近調子がよいので今日も環境次第で可能性は充分あります。
多田選手、ケンブリッジ選手に関しては特筆することもないでしょう。

女子
参加標準記録突破は難しいでしょう。
土井杏南(JAL)
は今季復調してきて非常に楽しみな選手です。

男子200m
やはり
飯塚翔太(ミズノ)
の標準記録突破に期待がかかります。
個人的な注目選手は
鵜沢飛翔(築館高校)
高校2年生ながらインターハイを制しており、今後に非常に期待が持てる日本の宝です。

男子400m
ウォルシュ・ジュリアン(富士通)
先日、45秒35のPBタイを記録しており、絶好調です。

男子110mH
高山峻野(ゼンリン)
日本記録保持者、今季国内では圧倒的な強さを見せており、楽しみな選手です。
金井大旺(ミズノ)
日本選手権ではフライングで悔しい思いをしたと思いますが、挽回してほしいですね。

女子100mH
寺田明日香(パソナグループ)
今季日本タイ記録をマークしており、絶好調です。
陸上競技に復帰したての選手とは思えません。
紫村仁美(東邦銀行)
PB近くの記録を出せればインビテーションによる参加も視野に入るでしょう。

男子走幅跳
津波響(東洋大学)
先日の福井で行われた大会で学生歴代2位の8m23を跳んでおり、楽しみな選手。
スピードが持ち味で100mもかなり速い!(10秒3とかだっけ?すみません、曖昧で)
今季の世界陸上参加標準記録は突破しているのでPB更新に期待がかかります。

男子やり投
新井涼平(スズキ浜松AC)
PB近くの記録を出せれば参加標準も見えてきます。
今季復調気味です。

以上が私の注目選手です。
皆さんも注目選手がいたら教えてください~。