それは、先週金曜日の午前中のことでした。。。





その日も順調にリンデロン点滴を自分で作って、点滴開始


滴数もまぁいい感じで合わせられたし、そろそろ残り少なくなってきたなぁ〜というときに、キュルっときたので点滴棒持ってトイレにGO🚽


なかなか便ジャミン降りてこないのはいつものことなので、またガスだけかなーと、点滴とうを見上げたらほぼ終わりかけ。


あと少しやなーと思ったところで、キュルっと第2波がきたので着座続行。



…とこれがパニックの始まりでした



便意に気を取られてる間にすっかり落ちきって空になった点滴とうを、恐らく10分ほど放置。


ふと気付いたときには、ポートからの逆血がそこそこの量に


慌ててナースコールして、ロックして外す手順に進むため(夜間のみのエルネオパで日中は一旦外すので)、生食を流そうとするのですが、固くてウンともスンとも入っていきません。


あかーーーん滝汗

やってもーたぁぁぁーーーゲッソリゲッソリゲッソリ



と、血の気が引くほどパニックに



看護師さんが2人がかりで何とか通そうと試みるもアカン。


先生呼んできてとバタバタ感満載な声色に、あたしの不安もどんどん増殖で、心臓キューっとなってくる、アカン。



主治医のY先生が、血が固まらないようにするヘパリン注射を原液でゆっくりゆっくり流すうちにとりあえずは入っていくようになったものの、まだ逆血は無く。


10ml入れたところで2時間ほど置いてみて、固まってるあたりを溶かしてみよう作戦第一回目  ➡︎  抵抗も残ったままだし逆血も無いので、また10mlヘパリンで2時間放置作戦第二回目  ➡︎  やっぱりダメ


なので、もう一度ヘパリンを入れて、翌朝まで放置してみることに。



アァァァァ、明日の朝に結果とか恐怖長いなぁ



でもね、もうできることはやってくれてるし、待つしか無いなら、待ちますよ❗️


点滴終わったまま10分放置という、やらかしちゃったのは確かに絶対あかんやつですが、でも、1時間も放置ならいざ知らず、10分そこらで一気に詰まってしまうということもあり得ないと看護師さん。


それでも、家でも起こりうることではあるので、絶対に放置しないように気をつけないといけないなぁと超反省、そしてズーンと落ちてしまってるあたしを慰めてくれているのがわかるので、余計に心苦しさから抜けれないショボーン



主治医に、もし詰まってしまってた場合のことを尋ねたら、放射線科に連絡をしてポートの入れ直しを手配しますと即答。


その場合は、現状の前腕部にではなく、鎖骨下になりますとも。



そこでふと考えてみた。



両手が自由に使えるようになるのなら、ひょっとしたらあたしが在宅で点滴生活をするには、ベストな状態になっちゃうのでは⁉️  

なら、もう入れ直しの方がいいのかも⁉️



次に打つ手が見えたので、少し心が軽くなって。

局麻痛すぎだし、しなくて済む手術ならそりゃあしたくは無いけど、ポートがなければ高カロリーの点滴なんて自前の血管からなんて絶対無理ですからねぇ。


今回ばっかりは痛いのイヤとか言ってられません!!



と、覚悟も定まったので、夜もわりとちゃんと眠れました口笛



ただ。

ポートが使えないから、高カロリー点滴はできないので。



自前の血管から、ほぼノーカロリーのほぼ水な点滴を繋いでもらって一晩。



おかげで翌日は朝起きたところから急激にパワーが切れてしまい、レスキュー飲んでも飲んでもすぐに痛みが復活したりで、ベッドで寝てばっかりのフラフラ状態でした。



体が思うように動かせないし、何をする気力も削げ落ちて、もちろん気持ちもどんどん落ちてしまった最悪の状態で待って待って…やっと昼前頃。



主治医がきて、ヘパリンをまた通し始めたら。



抵抗もなくスムーズに入り、そして一番みたかった逆血も赤ーいのが返ってきましたぁ〜〜〜




逆血最高だぁぁぁーーー💉💉💉




確かによっぽど神経張り詰めてました。


もう顔ぐしゃぐしゃで泣いてましたわぁ



絶対リンデロン点滴が終わるまで、トイレには入らない❗️と固く決意と猛省です。





と、ここから翌日の謝罪ラッシュへ⁉️



というのも、最近主流のポートは、逆血しにくい構造になっていて、血が固まって詰まるということがないように作られているので、ヘパリン注射は使わなくなっているらしいのです。

が、あたしのポートはすぐに逆血してしまうタイプだったらしく、毎回ヘパリン注射が欠かせないポートだったのですが、入院当初にポートの種類の確認がされていなかったようで、毎回生食で流すのみでした。


そして、それまでは24時間繋ぎっぱなしで常に血管内を点滴が流れていたのを、退院後は夜間のみの点滴で昼間は外して生活するからと、点滴が入ってこない時間帯を半日ほど作るようになって4日ほど経過していました。


それまでも、繋ぎっぱなしとはいえ、何度かあった点滴を止めるタイミングにも生食のみでしたし、少しずつ中で固まっていってたところに、がっつり止め出して、こびりついていったのがたまたまあたしの10分放置と重なって、惨劇未遂が起こったようなんです。



単なる確認ミス、されど…ですよー



最初っから、

「本当にきっちゃんさんのせいじゃないのよー!」

と強く言ってくれていた看護師さんの言葉は、ただの慰めじゃなく、本当に言葉通りだったんですな




なわけで、課長さんやら、主治医やら、看護師さんも数人、入れ替わり立ち替わり、本当に辛い思いをさせてしまって申し訳ありませんでしたと謝罪ラッシュがあったのです



それでも鈍いあたしは、あたしのやらかした感の方が強いままで、ポートはちゃんと再開通させてもらったし、原因もわかったし、本当にありがとうございました😂点滴終わり気を付けますと、心の底から受け答えしてたんですが。


…ん

いや待てよ


あたしじゃなくて、病院側の確認ミスやん



と、じわじわやっと気付いたのでした


あぁ、我ながら鈍いよねぇ




大惨事にならなくてよかったです


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