北播磨のホスピスに入院してかれこれ2週間になりますが、何とか退院の目処が立って来たので、徐々に帰ってからの生活と同じタイムスケジュールでいろいろなことを練習中です
体調面は、今日のレントゲンの結果、イレウス状態は解消されてるとのこと、また胸水腹水も溜まってきてないようなので、不安要素が一つ一つ減ってきています
フェントステープとアブストラルで、痛みコントロールは身軽になれたし
訪問看護師さんにきてもらえるので、日々の病院への行き来が大幅時短&ピンポイントで密にできるようになったし
大まかな生活の安定はこれでかなり確保できました。
そして生活のさらに日常的な部分は、お弁当に関してはマスターがもう完全ウェルカムで待ち構えてくれてるし、家のことは母が一緒に住んでくれることでほとんどのことが制限されることなくクリアになったし
最終チェック項目とも言える、栄養点滴の摂取状態については、昨日の夜から、自宅での生活と同じように、夜間のみの点滴だけにして様子を見ているところです。
使う栄養点滴も、扱いやすいエルネオパにしてもらえたので、セットも間違いがなくて楽ちんです。
※あれこれ混ぜたりしなくて済む点滴バッグで、バフッと薬液のバッグを押して混ぜ合わせるだけの簡単点滴なんです
これまでは、24時間かけてゆっくり点滴をしていましたが、昼間は点滴を外して体をフリーにして活動できるようにするために、夜寝ている間だけの点滴量で、本当にしっかり生活を保てるのかどうか。
結論としては、クリアできたかな
今の時点ではちゃんと寝込んだりぐったりしたりはないので❗️
ただ、初日の昨日は、昼間に外した途端、夜までずっと息苦しさがつづいていました。
しかも強烈な眠気が常にあって、目が開けていられずにすぐにグッと寝入ってしまっていたり。
それなのに、夜もしっかり眠れて今朝を迎えるほどで。
今朝になっても、息苦しさはまだほんの少し残っていたので、点滴を外している時間帯に不安が残るかなぁ…と心配していましたが、午後になってふと気づいたら、息苦しさは感じなくなってました。
主治医に相談したら、それまでずっと絶えず入ってきていた点滴が、急に止まったことで、低血糖のような症状がでることがあるとのこと。
例えば動悸や、冷や汗、手の震えなど。
幸いそこまでの症状でもありませんでしたが、やっぱり体が突然の変化についていかずに、多少辛い状態になってたのかもしれません。
それから、二本足で歩くこともけっこう疲労に直結でした
昨日は上手く体重を支えきれてなくてフラフラしながらかろうじて歩いていたような状態でしたけど、今日になって、徐々に体が順応してきてるんでしょうねぇ、気づいたら普通に看護師さんとベラベラ喋りながら歩けてましたぁ
点滴棒につながれて歩いていた時は、支えにできていたからしっかり歩けてるつもりでいたんですが、いざ二足歩行となるとたかだか点滴棒がないだけでまともに歩けなくなるなんて。
足腰弱った高齢者の方はあんまり杖とか使いたがらないようですけど、アレ使うべきだと身を以て実感しましたよ
あの一本足すだけで、あんなにしっかり歩けるなんて、本当よくできてます。
ほんとに私も歩くの困難になってたなら、杖使ってもいいかもって思ってしまいましたし
まぁ、なんとか体が慣れてきてるようなので、二足歩行で生活可能になりましたけども
やっとヒトに戻ってこれた感じです
ということで、この一連のことから、絶対に無理しちゃダメだと痛感です。
自分で思うよりもはるかに無理の利かない体ということをちゃんと理解しておかないと、突然倒れたりとかありえそうで、考えただけでも恐怖です
でも、ちょっとしたことがすぐに疲れに直結してしまうし、そしてそれが強烈な眠気で現れることがわかったので、いいバロメーターになったかも。
きっと疲労回復には、睡眠が一番なんでしょうねぇ。
踏ん張りがきく元気な体なら多少の無理もできるんでしょうけど、今のほぼ極限状態の私の体では回復のための睡眠を一番に体が求めることで活動することを保とうとしてるんだと、なんとなく理解しました。
じゃあ、逆らわずに疲れないように、ゆっくり体を元に戻すようにしていくことが、周りにも迷惑をかけないことにつながるんですね、きっと。
これだけあたしのしたい生活のために、友人たちが、家族が、みんなで万全でカモーンで待ち構えてくれてるのを、あたしが潰すわけにはいきませんから
あとは、自分自身の栄養摂取、点滴各種については、毎日何回でもできることは極力自分でさせてもらって練習の時間が取れているので、だいぶいろんなモノに対するオドオド感は消えてきました
まだピューっと液を飛ばしたりなんかはありますが、結構手際よくできるようになってきたかなーと
褒められて伸びる子なんですよー
新しいことができるようになるのは、楽しいですしね
そんな感じで、着々と準備は進んでいます❣️
さて。
まだまだお見舞いにみなさん駆けつけてくれてます
おととい来てくれた、マスターの同級生のY子ちゃんには、これまでも仲良くしてもらっていて、病気になってからもずっと気にかけてくれていたんですが、在宅介護の経験もあるそうで、病室まで来てくれてゆっくり話せる時間は、これからの新生活のちょっとだけ感じてしまいがちな不安を和らげてもらえました。
みんながその都度、大丈夫大丈夫❗️って何度も言い聞かせてくれてます
おとといは、同い年のMちゃんも来てくれてて、もう出会ってからかれこれ30年近くになります。
そしてとうとう、ヨガチーム以外にもマッサージの輪が広がっていきました
H&H姉妹が母に伝授してくれたのが、Mちゃんにも伝授されて、またまたダブルマッサージしてもらってましたぁ
それにしても。
こんなに毎日のようにダブルマッサージしてもらえることなんて、そうそうないですよ💦
というよりも、よくよく考えたら、いくら友達とはいえ、なかなか足をさすってもらえたり触ってもらえたりすること自体が、稀なことなんですから
こんな風に、帰っておいで、大丈夫だよ、って日々みんなが言い聞かせてくれてるから、どんどん不安が小さくなっていってるんですねぇ。
お昼ごはんだけ流動食を食べさせてもらえるようになって6日目です。
先日、待ちに待ったミソスープ来ましたぁ〜〜
コーンスープであんなに狂喜乱舞してたのに、ミソスープにはかないません💦
流動食ばかりの日々ですが、意外とどれもこれも美味しくいただけてます
食いしん坊でよかったなぁ〜としみじみ
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