今日は、神戸大学の緩和ケア専門の木澤先生の訪問日で、患者一人一人と面談してくださいました。


毎週火曜日に訪問されて、一人一人お話を聞いてくださるとのことで、本当に手厚いケアがなされています。

つくづくこのホスピスにお世話になれて良かったなぁと、また大切な巡り合わせを感じているところです。



そして主治医のY先生が、木澤先生と今後退院に向けての相談をしてくださったので、今の私の状況を踏まえて説明を受けて来ました。



現状については、今後、あたしの希望である食事としての口からの栄養摂取は、もうできない状態にあるということでした。


腸の動きが弱り過ぎていて、腸としての機能を取り戻すことは見込めないと。


例えば、一口だけアイスクリームをなめるとか。
一口だけスープを飲むとか。

例えば、一口だけ食べたいお肉をしがんで飲み込まずに捨てるとか。


それぐらいのことなら大丈夫みたいです。



でも、生きていくための栄養摂取ということであれば、今後は栄養点滴に頼らなくてはならなりません。


そしてそのためには訪問看護で在宅で点滴するのが一番効率的なので、地域連携の担当さんたちが自宅近辺の訪看さんと往診医さんを探し始めてくれているところです。



どんな流れになるかとざっと聞きましたが、なかなか慣れるまで大変そうです💦



あたしの1番の生きがい。

それは、マスターとお弁当販売を続けること。



約2年前、病気が進み、仕事をするなんてとても望めず社会と切り離されてしまっても仕方ない状態のあたしに、働く場を与えてくれて、頼りにもしてもらえて、生きがいを与えてもらったことで、これまで一人暮らしで治療の日々を続けることができていました。



今後どこまで踏ん張れるのかは定かじゃありませんが、大げさかもだけど生きていけてる間は、マスターに頼りにされて、それに可能な限り応えて
いきたいのです。


そんなささやかな生きがいにすがっているのが今のあたしです。





こんなそこそこの瀬戸際なんだから、もう弁当とかなんとか言ってないで点滴しながらのんびりしたらどうですか?


って言われるんじゃないかとビクビクしていましたが、そんな話をホスピスの主治医も看護師さんも、ちゃんと気持ちを汲んで受け止めて聞いてくれて、その生きがいを継続できるように色々と手を尽くしてくださっているのが本当に嬉しくて、ありがたくて。



このホスピスと巡り会えたのも、きっと来るべくしてこちらに来れたんだなーと思います。



自宅に戻って生活を再開するまでには、まだまだたくさんのことを調整して環境を整えないといけませんが、今のあたしに一番いいベストの状態で送り出してもらえるようになるんじゃないかと、そこは何も確かな根拠もないんですが、不思議な安心感を感じています。





そんなバタバタした1日でしたが、今日も遠路はるばる大切な友人が駆けつけてくれてました




貴重な休憩時間の合間に、あたしの足をリンパマッサージしてくれるためだけにやって来てくれたHちゃん


そして今日は隣で母も一緒に足をさすりさすりしてくれていたので、またまたダブルな癒しの時間でした。


母はもちろんリンパマッサージの技術は習ったことはないけれど、それでも誰かに触ってもらっているのって、さすってもらっているのって、本当に気持ちがいいのです


2人の優しさプラスで、うとうと至福タイム再びです



小一時間ほどマッサージしてもらったところで、マスターとJちゃんが登場



入れ違いでHちゃんは帰っていきました。
この短期間で何回来てくれてるんでしょう⁉️
本当にいつもいつもありがとう



そして、Jちゃん達が来てくれた時にちょうど木澤先生の回診だったので、バタバタさせてしまったけど、先ほどのちょいヘビーめな話に続きますが、淡々と受け止めて聞いてくれて。


とにかく神戸から北播磨までの距離を、本当に遠路はるばる訪ねて来てくれて、顔を見せにきてくれるのが、あたしを元気にしてくれます。


どれだけもあたしは返しきれてないけれど、そのみんなのそれぞれの思ってくれている気持ちのおかげで、今日もあたしは気持ちも体も元気を取り戻すことができているのです



可能な限り、足掻き続けますよぉぉぉグー!!!!!!