サンタクロースは本当にいるのか

ある程度の年齢になると、子供はそういう疑問を

心のどこかに持ち始め、

靴下の中のプレゼントは、寝ている間に

パパ、ママが用意してくれたもの

いつかそう思う時が来ます。

ほぼ間違いなく気付きます。

でも、もし 「サンタクロースはいるの?」

そう子供に聞かれたら、僕は迷わず答えます。

「当たり前だ、いるんだよ」 ってね。


喩えが悪いかもしれないけど、

亡くなってしまった、優しいおじいちゃん、おばあちゃん

或いは不幸にも自分よりも先に旅立ってしまった

お父さん、お母さん。

もう、この世には存在していない事をわかっているのに、

どこかで自分を見てくれているような

だから、恥ずかしい事はできないなって

大人になってもそう思ったりするよね。 これって、

亡くなってしまったけれど 「どこかにいる」 って思ってるからでしょ?

なのに、どうしてサンタクロースはいないって言えるの?

目に見えないから信じない?

近所のおじさんが付けひげをして、赤い衣装を着て

サンタクロースに変身してクリマス会に来るから?


目に見えるものしか信じないような、そんな想像力のない人になんて

なってもらいたくない。

自分もそうでありたい。

だから僕は言う、

「サンタクロースがプレゼント持って来てくれるよ。

ウチには煙突はないけどね。」 って。