昨今の社会で、痩せていれば綺麗、細ければカッコ良い、そういう風潮が目立っているように思えてなりません。
極端な人になると、食べない事で細さを維持することが美であり、そのために食べない毎日を過ごす人もいるみたいです。

僕の美意識には、細い=綺麗 という概念は皆無なのです。
僕は機能美こそが一番美しいと真剣に信じているからです。

機能美、、、機械でも人間でも、本来持っている機能を満たそうとすると、必然的にある程度の形が決まってきます。
例えば、自動車のタイヤ、、、三角とか四角いタイヤだったらまともに走れません。
必要があって丸い形をしています。

女性の骨盤が横に広かったり、男性よりも皮下脂肪があったり、胸が膨らんでいたり、これって機能美だと思うのです。
無理なダイエットや過度な減量で、必要から生まれた体の形が変わってしまったら、そして機能を損ねたら、それは機能美を保っていない、つまり美しくないのです。

僕は決して痩せていてはいけないとか、太ってはいけないなんてこれっぽっちも考えてはいなくて、その人に合った、健康を害さずに体のいろいろな機能美を満たす体型をしている人こそ美しいと思っています。

事実、僕が過去に好きになった女性には、ポッチャリの人もいれば痩せてホッソリしている人もいました。

どうか、過度に細くなる事を美しいなんて思わないでください。
体の機能を損なう、つまり病気や機能不全になるような体型になっても、美しくなんてないんです。

そんな美しさよりも、心からの笑顔を見せてくれる、そんな素敵な人になる事を目指して欲しいです。