昨日、オバマ大統領が広島に来られました。
仕事が終わる頃に到着したとネットで見ました。
同じ広島の地にいるっていうことが不思議でした。

原爆資料館にも行かれたとのことですが、はたしてどのような感想を持たれたのでしょうか。
現在の原爆資料館はあまりにも悲惨なものはなくなってはいますが、初めて見た方たちはそれでも十分ショックなのではないかと思います。
私が小学生の頃は被爆者の館長がいらっしゃいました。その方の爪が数十年経った現在も忘れることができません。

私は被爆者ではありませんが、オバマ大統領が来られたことは素晴らしいと思います。
被爆者の方たちは実際どのように思うかわかりませんが、謝罪などは求めておられないと思います。
アメリカの大統領が現地に来て資料館へ行き、あの日にあったことをその目で見てそして哀悼のメッセージを送られたこと。これが一番希望されていたことなのではないかと思うのです。
過去に遡り謝罪をしても、なにも戻ってくるわけではありませんから。
仮に謝罪をされたとしても、その時は心が穏やかになるかもしれません。
しかし、そのあとはまた何らかしらの思いが出てくるのではないでしょうか。
それほど、あの日にあったこと、戦争は辛く暗い記憶なのだと思います。
外交のことは私には全くわかりませんが、今回のオバマ大統領のされたことは広島市民として本当に感謝します。