ある女性は妊娠3ヶ月の時に撮影された胎児のエコー写真、 
そこには首の後ろに大きな浮腫(むくみ)があるという診断でした。 
この浮腫は大きくなればなるほどに病気や障害の確率が高くなるとされるものです。 
女性は5分ほどのエコー検査の後に、医師から「妊娠継続は難しい」と宣告されます。 
悩みに悩んだあげく、中絶の予約をした女性。それでもあ、諦めきれずに大阪の専門医へ。胎児の検査だけを専門にするこの病院には全国から多くの妊婦さんがセカンドオピニオンとして診察にくるそうですが、女性はここで見てもらいました。すると結果は異常なし。 
そこでは前に撮影したエコー写真を見た段階で「撮り方が間違っている」と感じ、再びより専門的に検査したそうです。今では元気に遊んでいる子供の姿を見て、女性は「子供をあきらめた時期を思い出すと恐ろしくなる」そう話ます。 
命を左右する“診断”、 
首の浮腫もそうですが、エコー写真を診察するには高い技術が必要だそうです。 
誤った診断で中絶するケースも少なくなりません。埼玉医科大学総合医療センターの馬場一憲教授は次の様にコメントしています。 

「超音波(エコー)は簡単なので、どの先生にも使う事はできます。だから検査を受ける側は「この先生が見てくれているんだろう」と思われるかもしれませんが、現実的には超音波を専門にやっている先生は数が非常に少ない。 

超音波を専門にやっていない先生でも、超音波検査はやっているので、その先生たちが必ずしも正しく見てくれているかについては、ちょっと疑問が残るところだ」と……。 
専門家によるとエコーで首に浮腫が見つかったとしても、多くの場合は生まれる前に消えてしまい、病気や障害につながるケースは少ないそうです。日本超音波医学会ではエコーの検査の技術と経験を積んだ専門医を認定していて「あなたの街の超音波専門医」をホームページ上で紹介しています 

こうした中、エコー検査に不安を覚えた妊婦が、セカンドオピニオンを求めるクリニックが大阪にある。胎児の検査だけを専門に行なっている 
クリフム夫律子マタニティクリニック 
http://www.fetal-medicine-pooh.jp/ 

あなたの街の超音波専門医 
http://www.jsum.or.jp/jsum_your_town/ 

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