絵画造形教室を楽しみにしている子ども達、「今日が最後?」と終わりに近づいているのを感じ、少し寂しそうでな様子でした。今日と次で最後ということを知り、「もう一回ある、やったー!」と気持ちが高まって取り組む姿がありました。

 

表現フェスタで演じた『かさじぞう』をテーマにした卒園記念制作を2回にわたり作成します。

 

今日はかさじぞうの版画をしました。

最初は顔や体の土台となる部分から作っていきます。

紙を半分に折り曲げ、曲線を描いて、ハサミで切っていくのですが、先生の説明をよく見たり、話を聞いていないと、わからなくなってしまいなかなか手作業が進みません。また、曲線を描いたり、切ったりするのも子ども達にとっては至難の業です。

思い通りにいかなかったり、もっと大きくしたいなど様々な葛藤や試行錯誤をしながら作っていく姿がありました。

 

 

 

顔と体の土台ができたら、次は顔のパーツや手を作り、のりで貼っていきます。

大きさや形に決まりはないので、子ども達がそれぞれ思い思いに描いて、

パーツを組み合わせていましたよ。

 

 

全て貼り終え、完成したら、ローラーで色を塗り、紙をのせて、バレンで

丁寧にすっていきました。

力が弱いときれいに絵がでず、力が強すぎると紙が破けてしまうので、

力を加減して調節する時の子ども達はとても真剣です。

今回は、お地蔵さんの部分を灰色でするところまででした。

次回、傘の部分と前掛けの部分をすり合わせて完成になります。

傘の部分でまた、それぞれ個性豊かなお地蔵さんになってくるので

次回の完成もお楽しみにしていてください。

 

                            担当:中村