・概要
これから電子技術について学んでみたい。電子工作をしてみたいという人向けにこちらのページで紹介されている携帯ゲーム機の作成KITをもくもく会で用意しました。
このページでは携帯ゲーム機作成までの簡単な手順をまとめていますので、本ページと上記リンクページを参考にチャレンジしてみてください!
・手順
パーツの確認
はんだ付け
Arduino IDEインストール
Arduino IDEセットアップ
ソースコードビルド
プログラムビルド&アップロード
完成
・パーツの確認
・基板 ・ATtiny85(ICチップ) |
・ICソケット(8ピン) ・ピンソケット(2×3) |
・OLEDディスプレイ(0.96インチ I2C接続) |
・圧電ブザー |
・CR2032電池ボックス ・CR2032電池 |
・電源用スライドスイッチ |
・タクトスイッチ×5 |
・セラミックコンデンサ 0.1μF ・LED |
・抵抗 10kΩ×1 / 10kΩ×1 / 22kΩ×2 / 33kΩ×2 / 91kΩ×2 |
・はんだ付け
いくつかポイントを記載します。
・背の低い部品からはんだ付けしていくと作業しやすいです。
・ATtiny85自体は基盤にはんだ付けしません。向きに気を付けながら最後にICソケットに挿します。
・下記部品は向きが決まっていますので間違えないように気を付けてください。
- ICソケット(8ピン) : 基盤の絵に合わせてくぼみが左を向くように合わせる
- 圧電ブザー : 足が長いほうが「+」。基盤の「+」に合わせる
- 圧電ブザー : 足が長いほうが「+」。基盤の「+」に合わせる
- LED : 足が長いほうが「+」。はんだ付けエリアが「〇」と「□」の形になっているが「〇」に+を接続
・Arduino IDEインストール
下記サイトからArduino IDEをダウンロードしてインストールする。
・Windowsの場合
USBaspのドライバを適用するためにZadigをインストール
ドライバの適用方法は下記を参照
・Arduino IDEセットアップ
インストールしたArduino IDEを開きます。
Arduino IDEでは ATtiny85向けのボードパッケージは最初から入っていないためボードのインストールをします。
[ツール]→[ボード]へと進むと[ATtinyCore]という項目が追加されています。
これでATtinyシリーズのチップにコンパイル&スケッチの書き込みが行えるようになる。
OLEDのライブラリをダウンロードします。
・ソースコードビルド
ソースコードを下記からダウンロードして解凍しておきます。
フォルダ内の好きなゲームを開きます。
「*.ino」ファイルがプログラムファイルなのでArduino IDEに読み込みします。
Arduino IDE上部の「✔」ボタンを押してビルドが正常に終了することを確認します。
・プログラムビルド&アップロード
ATtiny85にブートローダーを書き込みします。
ATtiny85を基盤に接続します。接続向きに気を付けてください。(ICチップのくぼみを左側に合わせます)
ビルドしたプログラムをATTiny85にダウンロードします
・完成
電池を接続してゲームが動けばOK!