きのうは哀悼の言葉が並んだ悲しい日でした。1年前どうだったのか、やはり思い出しますよね。名前が非公表だったので、どなたなの?から始まってもしかして?となり、やっぱり…と多くの人たちがSNS上でやりとりしていた去年。

 

そんな命日でしたが、当然のように劇団からの発表は何もなく、無視を貫きました。

 

残念な方たちは、1年経ったというネット記事に嘘八百で噛みついていました。特に宝塚ファンの元文春記者という方は太字コピペの事実無根のポストをたくさん投稿されました。

 

「文春が2023年2月に記事を出さなければ彼女がこの世を去る事はなかった。そもそも、彼女は亡くなる8カ月前の文春記事に苦しんだ。文春は自分達の記事が要因な事を誤魔化すため、劇団や上級生のパワハラと偏向報道。何故か遺族弁護士の会見が文春報道とリンクし、まるでタッグを組んでいるようだった。他マスコミも、今の斎藤知事の報道のようにキャンセルカルチャーでバッシング。宙組は文春報道を受けて組内で話し合ったが、それを弁護士がパワハラだと責めて、劇団もそれがパワハラだと認めた。しかし劇団が認めただけで、生徒個人は認めていない。謝罪も、あくまでも故人の心労を気遣う事が出来なかった事へのもの。」

 

たぶんこの方はご遺族との面談交渉に阪急阪神HD代理人(弁護士)が存在したことを理解されていません。合意書締結は立派な法的行為です。その法的な交渉についてもご存じないようです。それから生徒個人はパワハラと認めていないなどと書いてありますが、劇団会見で劇団は記者質問に答えて「生徒もパワハラについて認識している」と回答しています。14項目についてパワハラ行為はあり、双方その内容に合意しています。また各ネット記事に対して「左巻き」と反論していますが、右と左や「撒き」ということについてすでに各方面から指摘されています。

 

この残念な方だけでなく、チケットについて「チケットが売れなかったのは今回だけではない」(たぶんこの売れない状況は前もあったので問題はないといいたいのでしょう)なども投稿された方たちがいました。迷惑な自殺というあきらかな炎上狙いのものもあり、SNSの功罪について考えさせられる1日になりました。

 

チケットが余っているのは事実です。

組事情で違いはありますが、チケ難がそもそも偽装だったのでは? これまでの各組の全ツも宙組復帰舞台も表では売り切れだけれど会が捌いてきたのですよね。何度もお誘いを受けてきました。

 

残念な方たちの投稿内容は取り上げるに足らない内容と思うのですが、本当の問題は残念な方たちが宝塚ファンだということです。本人たちは無自覚でしょうがXなどのポストは公開されて誰にでも読めます。劇団公式HPとは明らかに違う内容のポストやぱっと読んで内容に整合性がないもの、感情的な乱雑な言葉遣いのものは、誰でもおかしいとわかります。そしてプロフィールに劇団ファンであることは明記されているので、「ああ~察し…」となって結果さらに宝塚ブランド力を低下させています。

 

パワハラのあった劇団、チケットは売れなくなってきて、さらにそのことについての宝塚ファンのSNS発言がまともではない、さらに敬遠される。この悪循環は続いていきます。

 

残念な方々の罪は大きいです。