スポーツ推進課だけに
関係の機関誌が送られてきます
パラパラとページをめくっていると
見出しが目に入りました
目シリーズみたいになってますけど
違います
「打たれ強い人の共通点」
ほほう
これは参考になりそうや
記事を紹介すると
アーロン・アントノフスキー博士が
ナチスドイツの
アウシュビッツ収容所から
生還した人たちを対象に
研究をしたそうです
すごいことを研究しますね
7割の人たちが
辛い経験から生きる望みを
失っている中で
3割の人たちは
元気に社会復帰していることに注目
共通点を見いだしました
1 分かると思えるか
2 できると思えるか
3 やるぞと思えるか
特別なことではなさそうです
記事では例を挙げて説明しています
「分かると思えるか」は
前向きに捉える力です
東京オリンピックの誘致スピーチで
当時の猪瀬都知事は
「東京には抱えている問題点がある」
と表現しました
でも
通訳の長井さんは
「東京には取り組んでいる課題がある」
と訳しました
同じことでも
印象がずいぶん違いますね
「できると思えるか」は
できることを探す力です
高校2年のときに
高越事故に巻き込まれた
土田和歌子さんは
医者から
「もう両足とも動かないから
松葉づえも使えません」
と宣告されます
和歌子さんは
「車いすで学校にも行けるし
友だちにも会える」
“できること”に目を向けます
リハビリ中に勧められた
アイススレッジというスポーツで
長野冬季パラリンピックで金メダル
6年後
アテネパラリンピックでの
車いす5000mで金メダルと
“自分にできること”で
世界の頂点に立ちました
彼女はパリ五輪に向けて挑戦をしています
バイタリティを感じます
「やるぞと思えるか」は
やる気です
コロナで大会が中止になり
泣いていた高校生に
ある監督は
「お前らは野球を通して
打たれ強さを身につけているんだ」
と語られました
最悪の状態さえ
将来に意味があることという感覚です
たくましく したたかに
いい言葉だ!!