<グローバル・ワン投資法人(8958)>
【概要】
支配株主がおらず、三菱UFJファイナンスグループが中心に運用されています。
中核となっている大手町ファーストスクエアのテナント退去から分配利回りが低下していますが、物件競争力は強く、新テナントの誘致は順調ですぐに回復する見込み。
資産規模は大きくないものの、都心部の大型優良物件を数多く保有するなど資産の質が優れていることから市場での評価は高いと思います。
新テナント入居による分配金増を考えると、今の水準で「買い」も有りか。
【物件保有高】
・取得価格ベース 1,302億円
【主要物件】
・大手町ファーストスクエア 地下5階付き23階建て
・取得価格ベース 234億円
【稼働率推移】
・平成22年9月末 91.0%
・平成21年9月末 95.9%
・平成20年9月末 98.7%
【スポンサー】
スポンサーとは資産運用会社の株主のことで投資法人の運営に大きな影響力があります。
グローバル・ワン投資法人は三菱UFJファイナンスグループを中心に運用されているため、リファイナンスの心配はいりませんね。
ただ、気になるのが、2010年9月より森ビルがスポンサーに加わったこと。
個人的には、森ビルは自社の利益のためREATに物件を押し込むイメージが強く、全くもって歓迎できない存在です。
過去にも他のREATで希薄化を伴う増資を繰り返してきましたし・・・
・明治安田生命 10%
・近畿日本鉄道 10%
・森ビル 10%
・三菱UFJ銀行 5%
・三菱UFJ信託銀行 5%
【分配金推移】
平成20年9月期の分配金が多いのは特殊要因。主要テナントの退去で分配金は減少していますが、物件競争力は高く、誘致は順調です。ただし、フリーレント期間のため平成23年3月まで分配金は低迷する見込み。
・平成22年9月期 34,375円
・平成21年9月期 41,454円
・平成20年9月期 80,328円
【増資等】
リーマンショック後の増資はありません。
【基礎情報】グローバル・ワン投資法人
・株価 596,000円
・PBR 0.75
・PER 22.1
・自己資本比率 56.3%
・配当利回り 3.46%
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