X線で身体の中を撮影出来るのはX線がすり抜け易い箇所とすり抜け難い箇所との
差が濃淡に出るお蔭です。特にカルシウムが多く含まれる骨格の映像は鮮明でヒビや
骨折の状態を確認するのに有用で外科や歯科などで頻繁に利用されています。X線も
電磁波の一種なので真空中では毎秒約30万kmで伝わります。しかし人体は様々な
分子の集合体なので、波が岩礁にぶつかったり回り込んで迂回したりする如く様々な
干渉や抵抗に会い速度のズレや波量の衰退や反射屈折などの濃淡を映し出します。
電気を通す為には比較的抵抗が小さくベースメタルとして地殻から大量に産出可能な
銅線が用いられます。開閉を繰り返すマグネットスイッチの接点等にはより抵抗が少なく腐食しにくい銀チップが採用されコンピューターの基板の集積回路(IC)や中央演算処理装置(CPU)にはより抵抗の小さい金線が用いられたり表面処理で金メッキが施されます。ただこちらはレアメタルなので非常にコストが掛るので特に必要な箇所にのみ採用され演算速度の高速化や発熱対策に貢献します。電気を使う器具は抵抗熱との戦いです。
勿論その抵抗を制御利用して回路に組み込んだりわざわざ電気抵抗が大きくかつ簡単に溶けない合金を発熱させてヒーターの熱源として利用もされますがこちらは最も非効率な電気の使い方なのかも知れません。何しろ電気代が跳ね上がり一般家庭の冬の家計の悩みの種になっています。そもそも電気を銅線に流す必要は在ったのでしょうか?かの天才ニコラ・テスラは磁気を持ち自転運動をする地球は大きな交流発電機と看做しました雷の電源は雨雲に帯電した静電気だそうですが時折地球(アース)に繋がり放電します。
彼は電気エネルギーを伝えるのに銅線は必要ではなく稲妻の様な空中放電で中継地を
介したら地球の裏側までも送電可能と考え実験段階では成功していました。彼の発想の実現にはそのスケールの大きさも相まって莫大な初期費用が掛ります。当時テスラのスポンサーは米国の五大財閥の一つの創業者ジョン・モルガンでした。皮肉な事に彼はこれからは電気の時代だと言う事で銅線の原料の銅資源を買い漁っていました。しかしテスラの方向はその目論見を外すもので急遽出資を引き上げ研究を頓挫させたのでした。
残念ながら人は自分の利益を守るためには人類の未来も悪魔に売り渡すような行動を
とります。同じ様な判断で如何に多くの人類を救う技術が闇に葬られて来たコトか・・・ニコラ・テスラが地球の発電システムの受電装置を開発してくれていたら、電力会社に法外な電気代を払うコトも無かったし理由の分からない援助金を上乗せされるコトも・・原発の放射能汚染に神経を尖らす必要も無かったでしょう!実際銅線に電気を流しても銅線の中は抵抗が大きく、大量の電気エネルギーは銅線の直ぐ外側を高速で流れます。
数万ボルトの高圧線の周囲は帯電していて近づくだけで感電します。そしてエネルギーはそこに流れますこれは実証済みですし絵空事では有りません。それでも地上には大気があるので抵抗はゼロではありませんが十分空中放電は可能なのです。そうなると中の銅線は不可欠なのでしょうか?人の認識は3次元的物質に頼らなければ納得出来ない様です。仮に抵抗のない真空を利用した回路を構築できるのなら理屈的にはタイムラグは無くなります量子コンピュータが実用されればそんな人類を救う技術革新も起きてくるのかも知れません。
ただし量子コンピュータAIが独善の考えを持てないコトが前提ですか・・・・・ROBOTは人に危害を加えない条件でしたが今やドローンは恐ろしい殺人兵器です・・・一番軽いというか重さの無いコトをとても重くて原子番号の大きいモノの中に流すなんて!エネルギーの取り出しはとても勿体付けて効率悪くかつ危険に取り出しています。もっともっと軽くて扱いやすい誰かさんに中抜きされない形が有る気がするのですが・・そんな技術が開発されても税金が取れないというコトで妨害され圧力が掛り生命が危険に及ぶというコトに繋がるのでしょうか?・・・