上にはもっと上。下にはもっと下があります。表現の仕方を換えれば
マクロにはもっとマクロが。ミクロにはもっとミクロがあります。
前にはもっと前が。後ろにはもっと後ろがあります。そして人は何時でも
その間に存在します。だから人間と表現します。それは精神的にも身体的
にも同じ理屈が通用します。
人は一人では存在出来ません。自分以外の沢山の人達の間で繋がり合い
過去と未来の人達と関係し合いその間の今に住んでいます。それを人間と
呼びます。今、此処にいる人間は、同じ場所同じ時に止まるコトは出来ません
変えたく無くても。変わりたく無くても、関係する全てが変化していくので
変って往かなければ、現実に対応し難い窮地に追いやられます。
縦横無尽の干渉系に生きる人間はその干渉を無視するコトは出来ません。
自分だけの自己主張を貫く人は、必ず試練を受け時には非難され苦しみます。
でも自分の意思を他人や時代に合わせ過ぎると自分の人生を失っていきます。
上に上がっても下に下がっても試練からは逃れるコトは出来ません。上には
上の下には下なりの試練が在るのです。上下の先はもっと上下が在ります。
未来から飛び込んで来る変化の波を如何に受け、捌き、避けるか?選択は
今、此処でしか出来ません。今、此処から自分はどこに行きたいのか、どう
なりたいのか、自分が決めるのです。その選択が自分の行き先を開きます。
そこでは上も下も、前も後ろも、過去も未来も関係ありません。人は何時でも
何処でもその間にあり、そんな方向を目指しても果てもキリも無いのです。
今、此処で自分の意思で出来るコトをこなしていれば、いずれ自在を得ます。
誰もが知っているコトですが、誰もが出来ているコトではありません。
もし、何故こんなコトにと思える時は、為すコトが今、此処の自分軸から
ブレているというコトになります。大丈夫です何時何処からでも自分を取り戻す
コトは可能ですし、そこから一歩ずつ自分ワールドを活きて往けます。
全ての存在に感謝し、限られた人生を謳歌しましょう・・・・・