上の息子が小さい時、何歳ぐらいだったでしょうか自己に目覚め始めた頃のコトです。
しょっちゅう何かに頭をぶつけたりしてたんこぶを拵えていたので、行動が危なっかしく、危険と思われる所は柵でガードしたり、柔らかいクッションを貼り付けたり、自分の心配や怪我をさせることへの恐れからやり過ぎた記憶があります。保育園に通い初めても、自分の目の前で廊下を走り、たまたまあった角に友達に後ろから押されてしまったという運の悪い偶然が重なり、眉が切れて病院で処置して貰った経験がありました、幸い傷が治ると殆ど目立たなくなりましたが・・小学校に上がってからも、先生の目の前でなんと校門の門柱に頭をぶつけて怪我をしてくれました、先生が居たから直ぐに病院に走れたので、全然手の届かないところでやられるよりはとも考えましたが出きれば怪我はしてくれないに越したコトはありません。
そうそう今までで一番大きな怪我は自宅で居合わせた私の妹、本人の叔母さんの見てる前で座面が回転する椅子をよじ登り高いところのモノを取ろうとして足をすべらせ床にスローモーションのようにダイブし、ご丁寧に左の前腕のとう骨と尺骨を2本とも折って下さいました。動画は観ていませんが私も自宅に居たので、直ぐに病院に走り、整形外科の先生に処置して頂きましたが約3ヶ月に及ぶギプス生活で難儀するのは本人もさるコトながら保護者たる親というコトになります。やっとギプスが外れる筈の診察で先生曰く、駄目だ骨が付いていない、でも未だ大丈夫、もう一度処置を仕直すと・・難しい角度に密着させる必要があるのでレントゲンを確認しながらの処置になるので親はレントゲン室の前のベンチで待機、先生は自らを放射線から保護する為に重装備で・・中からは息子の痛いよ~パパ~ママ~たすけて~と悲壮な絶叫が何度も・・ママは泣き出し、私も胸を掻き毟られる時間を過ごし、お陰さまでもう3ヶ月掛かりましたが息子の腕はしっかり繋がりました・・先生に感謝です・・
でもコイツは何故誰かの見ている前で事故るんだろう?何を気付かそうとしているのか?、全然観ていない時間の方が圧倒的に長いのに・・どうしてわざわざ見ている前で?・・・・
2~3回息子から言われたコトがあります。ほら~って言わないで!! 見ていると危なっかしいので駄目だよ!こけるよ!・・ドテッ・・ ほら~っ! 気をつけなさい!ぶつけるよ・・・ゴン・・ ほら~っ! みたいな感じで言うと怒り出したのです、ほら~って言わないで! あっ! もしかしたら? 心配や恐れが息子に事故を誘発しているのか?
まさか?でもね♪~多分♪~きっと♪~ ・・・
そう言えば、母の時もそうだった!! あの時も連続してこけて手首を折ってくれた時も、身の回りの世話をしていた私の負担を増やす、尻餅ついて腰椎圧迫骨折、レントゲンではヒビが視えないのに、町の名医の先生の傷は確認できないがこれは骨折だ!との診断の一言で3ヶ月やっと終わって新しい3ヶ月、逃げ出したくなる様な殆ど脅迫に近い母の事故に関係する恐怖感・・・自分自身の闇の波動の為、弱い人が犠牲になっていたのか? 母が信頼する院長先生が(こけようと思ってこけたんじゃないのにね~)との優しいお言葉に(そう・・わざとこけたんじゃないのに~)と涙ぐみながら・・・そういえば何故かお前といると足がもつれると・・(息子とは言えど迷惑を掛けたくない感情がバランスを崩させたのかも知れません)・・
そう言えばあの時も・・ 時は移って上の息子と下の息子と私の3人であっちこっちの公園に自転車で運動をかねて行軍していると、そろそろ下の息子が疲れてきたのか、少し遅れ気味に・・たまたま自宅の前を掃除していたよそのおばあさんが、下の息子に声を掛けました、何処まで行くの?小さい子供が遅れているのに、待ってやればいいのにこけたらどうするの?・・ドテッ・・ほら~! 息子は半泣きになりながらも、何をしているもう少しで着くから早くおいでと
いうパパの言葉に奮起して再始動・・ そのおばあさんはその後もブツクサ何かを言ってましたがスルー・・・ご心配には及びません!というよりむしろ心配などしないで下さい、保護者同伴です!うちの息子は大丈夫です!私はうちの息子を信じています!逆に赤の他人のあなたの闇雲に投げかける心配というマイナスの波動が息子の事故を誘発している可能性も有るのです・・勿論直接言っていませんが・・よしんば言っても理解して貰えなかったでしょうが・・・
子供と言えど子供なりのバランスで自分の命を歩んでいます。なかなか簡単なコトでは無いですが、たとえ親でも闇雲に自分の心配のビジョンで子供を視るコトは、子供に試練を与えることにしかならないのです。もし出来るコトがあるとしたら、どんな危ない綱渡りをしていても絶対に渡りきるビジョンを持ち子供を信じてやるコトです。大丈夫です子供は子供なりにこの世界に必要であり、やるべきコトがあるので滅多なコトにはならないのです、出来るだけ楽観的に見守ってやるコト、まっいいか!と任せるのが最上策の場合もあるのですというよりその方が多いのです・・・
でもこれって私にとってはかなり手強いです、対子供ではなく対自分の思い込みが相手だからです、でも有る意味、自分の子供という所有者的な責任感は手放さなくては、子供も自分も足がもつれて上手に自分の生を歩めないのかも知れません・・・