ごく一般的な給与所得者は、給与として振り込まれる収入から、生活にまつわる諸経費の支払いがなされます、当然預金等の資産を保有していたり、副収入があったり、所得は様々なのですが、入ってきたモノは出て行こうとします、それを意識的に貯める努力を続けた人には収入がプールされる癖が付きます、収入の一部はプールに回され残りの収入で支出が賄われバランスが取れるコトになります、余裕が出来たら支払いのタイミングに自由度が与えられ仮に収入が滞るコトがあったとしても、余裕のある内はたちまち困窮することにはなりません、お金の流れは意識すればある程度方向と流量を制御することが出来ます、これは時間の使い方も同じです.。
意識して余裕を持って時間を管理する人には、時間的余裕が生まれそういう形に取り巻く環境が整備されます、余裕を持つということは、出来ることは後回しにせず、テキパキと今やってしまえるコトを処理して、それを癖にするというコトです、余裕をもって出来る仕事と追い込まれてする仕事では効率が違いますし、見落としや、失敗率も変わってきます、まして仕事を貯めてしまうとますます時間が無くなり、最悪処理不能に陥ります、余裕の有る無しはストレートにモノゴトの成否に係わります、何時もギリギリになって追われて仕事をする人には何時もギリギリに報酬が入ります、ギリギリなので何時も入金を待つようになり、このギリギリの状態でアクシデントが起こってしまうと、バランスを保てなくなり、泥沼に向かうコトにもなり得ます、そういうリズムを造ったのは、余裕のない生き方をしてきた自分自身なので誰に文句も言えません、結果を甘受するしかありません。
泥沼に陥って学ぶコトが出来たら、それからはお金の使い道と時間の配分に気をつけるコトになります、学べなければお金に嫌われた状態で無意味な時間がただ過ぎていくコトになります、人である限り間違いも侵しますし、失敗もします、そこで学んだり気付いたり出来ればやり直しが出来ます、何時までも自体が好転しないのは何時までも間違った考え方を捨て去ることが出来ずにいるからなのです、開けてしまった穴が幾ら大きかろうが関係ありません、考え方を入れ替えて得た収入が幾ら少なくても関係ありません、努力して付けた種火を大切に扱えばやがて暖炉の火となるように、大きな穴もやがて必ず塞がりますし、時間も間に合うように成ります・・
そして対人関係にも同じような理屈が通ってしまいます何時も人を待たせる人は、大事に扱わなかった他人の時間がやがて本人を待たせるコトになりますし、他人に対する思いに余裕が無ければ、対人関係に追われ行動が自由度を失い、思ってもしなかったコトをする羽目にもなり、ますます人付き合いが下手になって良好な人間関係が保てなくなり最悪孤立してしまいます、その原因に気付き他人の時間を大事に思い、相手を理解しようと努力を始めれば、そこからまた良好な人間関係の構築もできるのです・・・