周囲が少々騒がしくても大丈夫です、むしろその周囲のざわめきもソノ一部なのです、耳を澄ませるのではなくチューニングを合わせる感じです、少しコツは要ります、脳みその凸凹の何度も想いを周回させます、そしてあくびが出たらしめたもの、信号の受信が始まります、インターネットに流れる情報と同じでどこで捕まえても、最初から再生可能ですが、あまり長いモノはありません、短いパケットのようなモノが雨あられの様に飛び交っています、受信する側の凹に合わさった信号がはまり込んできます、後は自動的に文章に次から次に繋がってゆきますが、かなり高速なので書き留めたりするのはすばやい処理が必要ですが、一度脳内のメモリーに仮置きして後からゆっくり更正やアレンジしながら詩にしたりします。

 

 凡そ何も無いところからイメージを形に創造するアーチストたちは似たようなプロセスで、旋律にしたり、形にしたりします、受け入れたい情報が受信者の望むモノにより千差万別の種類はありますが、自分の作品にほんの数箇所でもオリジナルの信号を表現できていれば、その作品から出会う人にメッセージが伝わり、ある時は感動を呼び、ある時は楽しさとか悲しさやおかしさや優しさや癒される感情などが共鳴することがあります、これにはアーチストたちの何を訴えたいかによっても変わります、自分が受けた感動を多くの人と共有したいんだとか、自分が知った感情の形を伝えたいんだとか、中には多くの人の苦しみを除きたいとか、幸せにしたいとかの確固たる動機がイメージされていれば、受信信号が押し寄せ作品作りが一気に完成します、ほんの2~30分で出来上がった作品が歴史的な名曲や作品として見て触れた多くの人の記憶に刻まれるコトになります、但し物理的に時間が必要な作品は、創っている途中で信号が入り続け、最初のイメージとはかけ離れたイメージに仕上がったりもしますが、それも時間変化や方向変化を作品に取り入れるための必要プロセスだったりするのです。

 

 しかし空間を飛び交う信号は善いモノがある分コンピュータウィルスのように悪意に満ちたモノも飛び交っています、基本的には信号とそれを伝える人とは別物なのですが、善い想いで伝え続けていると伝える人も善を積むコトになりますので善人に近づいてゆきます、そして逆に悪意で想いをばら撒く人はその逆で真の悪人に近づいて行きます、そしてこの世には神や悪魔が存在したとしても、善・悪のどちらか一色の人は存在しません、すべての人は縞模様若しくは市松模様または混ざった灰色なのです、そしてみんな知っていても知らずにいても善と悪のどちらかの方向に向かい歩んでいます、善いコトをする為には辛い時もありますし、悪事を働く時は楽しさを伴うコトもあります、お金の為に止むを得ずって時もあるでしょう、でも自分の作品創りは止めてはいけません、いくら有名なアーチストでも貴方の作品創りのアドバイスは出来ても肩代わりして創ることは適いません、創れるのは貴方だけです、そんなプロセスで創り上げた貴方のオリジナル作品に共鳴してくれる人は必ずいますし、そんな人たちには貴方が必要なのです、出来ることなら貴方の作品(仕事・存在理由・愛・・)が世の中を少しでも明るく暖かくしてくれるモノであるコトを祈ります・・・